令和3年度危険物安全週間の取組
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2021年7月19日
危険物安全週間の取組
令和3年度の危険物安全週間(6月6日(日曜日)~同月12日(土曜日))の取組として,区内の優良危険物取扱者(尾池工業株式会社 製造1課主席部員 小山 和人(こやま かずと)様)に対して,京都市消防局長(山内 博貴)から表彰が行われました。
優良危険物取扱者の局長表彰は,例年,危険物安全週間中に開催される京都市危険物防災推進大会(京都市危険物安全協会・京都市消防局共催)において表彰されますが,今年は,新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から大会が中止され,受賞者が勤務されている尾池工業株式会社京都事業場(京都市南区上鳥羽北塔ノ本町)に出向き,表彰状盾の伝達を行いました。

危険物を取扱っている事業所に対して指導を実施しました。
1) 危険物の取扱いに係る安全対策
ア 風水害対策を必要とする危険物施設への指導
平成30年7月豪雨などで危険物施設が浸水や強風などで多数の被害が発生したことから,危険物施設で定めている予防規程において,風水害の災害時において具体的な対応策を計画するよう指導しました。
- 危険物施設における風水害対策
京都市防災ポータルサイトの「水害ハザートマップ」や消防庁作成の「風水害対策ガイドライン」を参照することができます。
平成23年1月消火器の規格省令の改正施行に伴い,旧規格の消火器に対する経過措置が令和3年12月をもって終了することを周知し,現行規格のものと交換するよう指導しました。
- 消火器の規格・点検基準の改正
平成23年1月1日施行の消火器の規格省令の改正について説明
- 旧規格消火器の交換の啓発ビラ
規格省令改正に伴い平成22年以前に製造された消火器を,継続して使用できる経過期間が,令和3年12月31日までで終了します。
2) 危険物取扱事業所の保安体制の強化
事業所の保安体制の強化のため,危険物施設の定期点検や日常の点検などを実施し,不良箇所があれば速やかに改修するなど維持管理に努めるよう指導しました。
さらに,保有している危険物の安全な取扱いのため,危険物の性質・性状を再確認し,更なる安全な取扱いを行うよう指導しました。
危険物に関係する火災や流出事故の多くは人的ミス(ヒューマンエラー)により発生しています。日頃の行動や取扱いを再確認していただき,訓練などを通じ火災発生の危険を取り除いてください。
区民の皆さんも,身近に潜む火災の危険を見過ごしていないかを,再確認してみてください。
お問い合わせ先
京都市 消防局南消防署
電話:075-681-0711
ファックス:075-671-1999