秋の火災予防運動・放火火災予防デーの取組
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2023年6月16日
秋の火災予防運動・放火火災予防デーの取組
放火火災の撲滅に向けて -地域事業所と共に啓発活動を行いましたー
放火火災予防デーを御存じですか
放火は,昭和51年から平成27年まで40年連続して火災原因の第1位でした。平成26年に,放火火災により2名が犠牲となる痛ましい事案が発生したことを受け,平成27年に京都市火災予防条例を一部改正し,放火による火災を予防するため「市民が放火防止に取り組むこと」及び「具体的な実施事項」について規定するとともに,同条例の公布・施行日である11月11日を「放火火災予防デー」と定めました。
放火火災が多発しています。
11月11日の時点で京都市内で31件の放火火災が発生し,前年比プラス18件の大幅増加となっています。放火火災を防ぐため,次のことを心掛けましょう。
- 建物の周りなどに,燃えやすい物をみだりに置かないようにしましょう。
- 門扉や物置にはしっかり鍵を掛けて,不審者の侵入を防ぎましょう。
- 夜間には屋外の照明を点灯するなど,明るくしましょう。
- センサーライトなど,放火火災の防止に有効な機器を設置しましょう。
- 放火火災を防ぐための地域活動に積極的に参加しましょう。
- その他,車やバイクのボディカバーは防炎品を使うなど,様々な放火防止対策を進めましょう。
火災から命を守る避難訓練を行いました。
京都市消防局では,令和元年7月に多数の死傷者が発生した伏見区桃山町の事業所火災を踏まえ,「火災から命を守る避難の指針」を策定しました。放火火災予防デーの11月11日,山科駅前のラクトC棟1階の京都中央信用金庫山科支店において,本指針を基に避難訓練を実施しました。
放火を想定した訓練 迫真の演技にびっくり
煙中避難(ダックウォーク)の訓練
「絶対させない なくそう放火」をスローガンに街頭広報を実施しました。
京都中央信用金庫山科支店での訓練の後,山科駅前の事業所の皆さんも参加して,「絶対させない なくそう放火」をスローガンに街頭広報を実施しました。小さなお子様には,火の用心の思いがこもった署員手作りのキーホルダーを,ワン・ニャン消防隊からプレゼントしました。
事業所の皆さん,山科消防団とともに街頭広報
イヌ隊長からキーホルダーのプレゼント
お問い合わせ先
京都市 消防局山科消防署
電話:075-592-9755
ファックス:075-591-1999