慈照寺（銀閣寺）自衛消防隊が消防訓練を実施しました！

　宗教法人慈照寺（銀閣寺）では、毎年、五山送り火が行われる8月16日の夕方に、同寺の自衛消防隊が、敷地内に設置している「火災から文化財建物等を守る防災機器等」の取扱いの習熟と周辺の樹木への散水を兼ねた消防訓練を実施しています。

　訓練の開始前に、同寺の関係者が、「普段の火気管理も大事にしていますが、万が一、火災が発生した際は、被害を最小限に抑えなければなりません。その消火活動に必要な情報共有と連携活動を確認してください。」と挨拶をされました。

　同訓練は拝観終了後に行われ、文化財建物等に設置されているドレンチャー設備、放水銃設備や自衛消防隊員等がホースを伸ばして放水する屋外消火栓設備の放水要領を確認しました。参加した隊員は、隊長の号令により、安全・確実・迅速な動きで、訓練を実施されており、世界文化遺産を火災から守る力強さと、同寺を訪れる市民や観光客の安全を確保する心意気を感じました。