「ふれあい防火コンサート」 In 京都市淀保育所
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2018年3月29日
危険物安全週間中の6月7日【水】,京都市淀保育所の園児たちを対象にした「ふれあい防火コンサート」を開催しました。
このふれあい防火コンサートは,音楽を通じて,園児たちに防火・防災を訴えました。
オープニング


パネルシアター
ウサッピィ,ポン太,ピッピ,リスチャンが登場して,火遊び防止を呼び掛けました。



お手遊び
♪ トントントントン ひげじいさん(^^♪ ♪ トントントントン こぶじいさん(^^♪

🎶 いっぽんといっぽんで忍者になって♫ (^^♪にほんとにほんでカニになって(^^♪


アニメソング(^^♪



エンディング


ハイタッチでさようなら

りんご組さんへの指導
淀保育所では,地域の皆さんにも親しんでいただけるように,親子で参加できる,『りんご組』を設けています。
この取組は,幼児とその保護者の方が自由参加できるもので,今回は11組の方が参加され,防火演奏会終了後に応急処置に関する指導をさせていただきました。

熱性けいれんについて
統計的に3割の子供に発生しています。
原因は脳の発達が未熟なため,けいれんを起こしたら下手に刺激すると長引きます。
下をかむことはまれなので口に指や物を入れない。
熱を下げることが肝心で,額でなく血流のある脇等を冷やす。
熱はないが,たびたびけいれんを起こす場合は精密検査を受けてください。
子供に多い事故について
子供の救急要請では,急病に比べ一般事故が比較的多い。
異物の誤飲 → 何でも口にするので手の届く範囲にはできるだけ物を置かないようにする。
窓からの転落 → 特に高層建物の場合,窓際やベランダの物品の配置に注意し容易に登れないようにする。
階段や浴槽への転落 → 転落防止柵の設置などをする。
これからの季節,海や川など,水遊びが多くなるが,庭のビニールプールでも溺水は起きる。腕につける浮力帯,ライフジャケット装着を勧めます。
怪我で出血すれば清潔なハンカチ等での圧迫止血が基本です。
熱中症について
子供は大人に比べ脱水になりやすいので,大人が注意してあげる。
こまめな水分補給。
スポーツドリンクは糖分が多いので薄める。
お茶には若干の塩をいれた方が良い。
太陽にあたることでビタミンDを合成し骨の成長を促す。 → 外出の際は必ず帽子を着用してください。
保護者からの質問内容 1
Q 喉に物を詰めた場合はどうすればよいか。
A 119番通報してください。
年齢によって方法が異なるが咳をしている場合は続けさせる。
全年齢にできるのは背部叩打法。
乳児(1歳未満)の場合はうつぶせで頭を下にして手の平に乗せ肩甲骨間を叩く。
胸部突き上げ法 → あおむけで頭を下にして手の平に乗せ胸を指2本で力強く数回押す。
小児(1歳以上)の場合は,腹部突き上げ法。座らせて背中側から握りこぶしをみぞおちより下に当て,もう一方の手を重ねて手前上方に向け圧迫するように突き上げる。
保護者からの質問内容 2
Q 子供がよく鼻の穴に物を入れて遊んでいる。今のところはもう一方の鼻を押さえ「フン」と息を吐かせて対処しているが,もし取れなくなったらどうすればよいか?
A 入れた物にもよるが,見えてつまめるものであればピンセット等で対処可能。それより奥であれば粘膜を傷つけるため救急車を要請してください。
お問い合わせ先
京都市 消防局伏見消防署
電話:075-641-5355
ファックス:075-643-1999