「ベアーズウッド」で椅子を作ります 京都の木を使って地元の山や木のことを学ぶワークショップの開催
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2025年12月24日
下京区は、伝統的な技法を使って日本の文化や生活に身近なものを作ってきた伝統産業のまちです。
この度、この下京区で、国宝や重要文化財、社寺などの修復に使われる「漆」の精製を行いながら、その漆を通じて人と自然、人と工芸をつなぐ活動にも取り組む「堤淺吉漆店」で、市内産木材を使用したワークショップを開催します。
この取組では、森林や木材利用に関わる方々の御協力の下、林業・木材産業の役割(資源の循環利用)への理解を深め、持続可能な森づくりやモノづくりについて考えます。
※ この取組は、京都府豊かな森を育てる府民税を活用して実施しています。

日時
令和8年3月7日(土曜日)
午前9時30分から午後0時30分(受付:午前9時から)
場所
堤淺吉漆店(つつみあさきちうるしてん)3階 自然と人々の暮らしを繋げる拠点「Und.(アンド)」
(〒600-8098 京都市下京区間之町通松原上ル稲荷町540)
【アクセス】
市バス:烏丸松原バス停から徒歩約3分
地下鉄:四条駅5番出口から徒歩約8分
お越しの際は公共交通機関を御利用ください。
内容
ワークショップ
- ベアーズウッドプロジェクトの取組紹介
- 京都の山のお話
- ベアーズウッドで椅子を作るワークショップ
- 漆のお話と取組紹介
- 漆精製工場などの見学
途中、休憩をはさみ、京北のお菓子と飲み物をお楽しみいただきます。
ワークショップで作成する椅子について
サイズ:座面40㎝×25㎝、底板48㎝×29㎝、高さ45㎝
重 さ:4.4㎏
ワークショップで漆は使用しません。

昨年度の様子

対象
市内在住者
中学生以下は保護者同伴
定員
10組
参加費
1,500円(当日支払い)
申込
【申込期間】令和8年1月27日(火曜日)~2月6日(金曜日)
「京都いつでもコール」にて電話、FAX、WEBで受付
氏名(ふりがな)、電話番号、郵便番号、住所、同伴者氏名(中学生以下の方のみ)、メールアドレス(WEB申込の方のみ)をお伝えください。
京都いつでもコール
電 話:075-661-3755(午前8時から午後9時 年中無休)
FAX:075-661-5855
WEBでの申し込みは「京都いつでもコール」イベント申込のページ
から当イベント名を選択ください。
おかけ間違いに御注意ください。
申込者多数の場合は、抽選とさせていただきますので御了承ください。
当選者のみに、ハガキ、メール等でお知らせします。
協力
ベアーズウッドプロジェクトメンバー
・ 吉田木工:京北の木材を使用し、天然無垢材を使用した家具を中心に製作しています。
・ 株式会社 四辻:京北の地にて、林業一筋で素材生産業を営んでいます。
・ Lasca woodworks(ラスカ ウッドワークス):木製のサーフボードを手掛けています。
・ 株式会社 堤淺吉漆店:採取された漆樹液を仕入れて精製し、塗料として販売しています。
参考
粉々に砕かれるしかない木に新たな価値を作る「ベアーズウッドプロジェクト」
クマに樹皮を傷つけられた木は、現状、傷のついた木材として価値が大幅に下がってしまうため、砕いて燃料になるか、山にそのまま打ち捨てるしかありません。表面が枯れているだけで、その木の中身はこれまで人が手入れをして育ててきた、いわば木の「大トロ」部分。樹皮に傷がつけられただけで価値が下がってしまう木に、新しい価値を生み出したい。そんな想いから、このプロジェクトはうまれました。
本来は価値が下がるその木を、むしろ個性として活かし、新たな魅力ある素材として再生させるこのプロジェクトを通じて、自然との共生や森の未来を考えるきっかけを地域から広げます。
活動の詳しい様子はYouTube動画
にて公開中。

報道発表資料
発表日
令和7年12月24日
担当課
下京区役所地域力推進室まちづくり担当(事業担当)
電話:075-371-7164
報道発表資料

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お問い合わせ先
下京区役所 地域力推進室 まちづくり推進担当(事業担当)
電話:075-371-7164
FAX:075-351-4439







