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京都市下京区

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下京再発見-井戸・水址めぐりコース-

ページ番号11982

2009年12月16日

 下京区は、豊かな地下水脈から涌き出る井戸水を使った豆腐や湯葉づくり、染色などの手仕事が今もなお、代々受け継がれています。

 今は、枯れ果てて水は涌き出ていないけれど、その昔名水と呼ばれ、いろいろな言い伝えを今に残している石碑も下京区には数多く残されています。

 水の歴史に触れる、井戸・水址めぐりコースを歩いてみませんか。

 

井戸・水址めぐりコースのルートを示す地図です

のコースです。

 

  • 芹根水跡碑(西堀川通塩小路上る)
    平安時代の初めから霊水として知られていた。江戸時代に書家鳥石葛辰が刻んだ石碑で広く世に知られ、京の七名水の1つにも数えられた。
  • 硯水之井戸(西新屋敷中之町 法華寺内)
    日蓮上人お手掘の井戸または日蓮上人筆洗いの井戸ともいわれている。
  • 左女牛井之跡碑(堀川通六条上る)
    源氏堀川館にあった名水。室町時代以降村田珠光や千利休らの茶人が好んで用い、一時荒廃したが織田有楽斎によって再興された。
  • 化粧水碑(西洞院通四条東南角)
    この碑の立つ場所はかつて小野小町が産湯に使った水があったとか、別荘があったとか、歌を詠じて雨乞いをしたところとかいわれており、小町伝説を今に伝えている。
  • 細川の井(富小路通四条下る 徳正寺内)
    安阿弥(快慶)作の阿弥陀如来が伝わる徳正寺は細川勝久の邸宅跡に立っており、「題徳正寺細川井」と記された碑が建っている。
  • 豊園水碑(東洞院通仏光寺東入 洛央小学校前)
    この辺りは豊臣秀吉の別邸竜臥城のあったところで、秀吉が茶の湯の水に好んで使ったという邸内の井戸を豊園水と呼んだ。
  • 鉄輪の井(堺町通松原下る)
  • 天之真名井(市姫通下寺町東入 市比売神社内)
    清和天皇から後鳥羽天皇までの27代の間、皇子誕生の際に産湯に使ったという。近年、カード供養のためにカード塚を設けこの名水で清められている。
  • 木食上人の井戸(七条大橋西詰南側 松明殿稲荷社内)
    木食上人とは江戸時代中期に活躍した聖で、日の岡峠改修工事や渋谷街道の修復などの土木工事を手掛け、人々の生活向上に精進した人で、井戸にその名前が刻まれた。

 

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お問い合わせ先

京都市 下京区役所地域力推進室企画担当

電話:075-371-7164

ファックス:075-351-4439