イベントほうこく(市民しんぶん南区版　平成23年1月15日号)

　12月3日、人権に関する講演会が、龍谷大学アバンティ響都ホールで開催されました。

　これは、12月の人権月間の取組の一環として、南区人権文化推進会議が主催。俳優の宇梶剛士さんが、「転んだら、どう起きる？」をテーマに講演を行いました。

　宇梶さんは、名門高校で野球に打ち込みながらも挫折し、暴走族となった少年時代を回顧。その後、少年院の中で、厳しい境遇を経て人々に夢と希望を与える「喜劇王」となったチャップリンの自伝に出会い、俳優の道を志した体験を語りました。

　更に、宇梶さんは、「人生は人の数だけ主役がある。他人を羨んだり憎んだりすることなく、自分の人生、主役を張って生きていこう」と熱弁。“宇梶流”の人生のヒントを交えた語りに、会場を埋め尽くした300人の参加者からは、盛大な拍手が送られました。

　11月28日、「笑って湯ったり健康ウォーキング」を開催しました。

　この催しは、南保健センターが、地域の健康増進に取り組む健康づくりサポーター「みなみ～ず」と協力して実施。少し肌寒い中、当日は30名が参加し、「みなみ～ず」オリジナルのメタボビクス体操で体を温めた後、鴨川河川敷の爽やかな景色を望むコースをウォーキングしました。

　その後、銭湯に移動して、健康運動指導士による健康づくり講座で学び、京大生による落語も堪能。たっぷり笑った後は、温かいお湯に浸かって疲れをとり、心と体をリフレッシュしました。