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ページ番号277699

2020年12月12日

京の伝統「雨庭」

 雨庭とは,地上に降った雨水を下水道に直接放流することなく,一時的に貯留し,ゆっくり地中に浸透させる構造を持った緑地のことです。雨水の流出抑制や,修景・緑化の推進,ヒートアイランド現象の緩和などの効果が期待されています。京都の寺社では,この雨庭機能を取り入れた美しい庭園が古くから造られてきました。

 ※ヒートアイランド現象とは,郊外に比べ,都市部での気温が高くなる現象のことです。

四条堀川交差点北西角 雨庭

 雨水を地中に浸透させやすくするために,植栽の周辺に,白い砂利などを敷き詰めた洲浜(すはま)を設けました。砂利などは深いところでは,30cmの厚みがあり,雨水を一時的に貯留しておくこともできます。また,四季を感じられるよう,様々な種類の植栽が植えられています。

                                                                2020年3月竣工

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