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(お知らせ)本市域における「自然共生サイト」への第1号認定について~武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園~

ページ番号317990

2023年10月6日

お知らせ

発表日

令和5年10月6日

担当課

環境政策局環境企画部環境管理課 (電話:075-222-3951)

本市域における「自然共生サイト」への第1号認定について~武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園~

 2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全する国際目標「30by30(サーティバイサーティ)」の達成に向け、環境省では、企業や地域の皆様等が管理し、生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」として認定する仕組みを、今年度から運用しています。
 本市は、有志の企業・自治体・団体による「生物多様性のための30by30アライアンス」に参加し、本年4月に府市協働で設置した「きょうと生物多様性センター」等を通じて、「自然共生サイト」への認定促進や情報発信等に取り組んでいます。
 この度、武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園(令和3年8月、本市による「京の生きもの・文化協働再生プロジェクト」に認定)が、本市域で初めて「自然共生サイト」として環境大臣に認定されましたので、下記のとおりお知らせします。

1 認定されたサイト名及び面積

サイト名 武田薬品工業株式会社京都薬用植物園内の樹木園
所 在 地 京都市左京区
面  積 2.28ha

2 サイトの概要

 認定されたサイトは、同園内にある8つのエリアの1つ(樹木園)です。世界から収集した薬用樹木を中心に約500本植栽し、園内の地形をいかして薬用草本も約30種植栽されています。また、同エリア内には京都府レッドリストに掲載されている植物・動物が確認されています。
 同サイトは、京都の伝統文化に欠かせない植物の展示や増殖活動、地域の皆様や企業と連携した希少種の生息域外保全にも取り組んでいます。

参考1 生物多様性のための30by30アライアンスについて

 世界では依然として生物多様性の損失が続き、早期にそれを食い止め、むしろ増大させなければ、取り返しのつかない事態になることが危惧されています。こうした中、30by30等の達成に向けた機運の醸成と具体的な取組の促進を図るため、有志の企業・自治体・団体による「生物多様性のための30by30アライアンス」が発足し、本市は本年7月に参加しました。


生物多様性のための30by30アライアンスのロゴ

参考2 京の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度について

 本制度は、京都らしさを支える生物多様性の持続可能な利用を図るため、葵祭で使われるフタバアオイや祇園祭の粽に欠かせないチマキザサなど、京都らしさを支えてきた生きものの保全、再生及び持続可能な利用の取組を実施する団体又は個人の方を認定する制度です。
 認定者に対しては、取組の実践や継続を支援するため、情報提供等を行うとともに、団体に対しては、必要に応じて技術的な支援を行う専門家を派遣します。

 詳しくは、以下URLから御覧ください。
 https://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000187608.html

 これまでに推進されている取組については、以下URLから御覧ください。
 https://ikimono-museum.city.kyoto.lg.jp/prj_cert/外部サイトへリンクします

参考3 本市と武田薬品工業株式会社京都薬用植物園との連携について

 本市と武田薬品工業株式会社京都薬用植物園は、市域における生物多様性保全の推進に関し、相互の連携を強化し、取組の促進を図るため、令和3年12月に「生物多様性保全に関する協定」を締結しました。
 協定に基づき、京都に自生する希少な植物種の保全、京都薬用植物園における自然観察会及び講習会の開催など、様々な取組を展開しています。
 https://www.city.kyoto.lg.jp/kankyo/page/0000305826.html 

参考4 きょうと生物多様性センターについて

1 設置目的
 京都の伝統・文化や暮らしを支えてきた「京都の自然の恵み」を守り、次世代につないでいくため、生物多様性に関する情報を正確かつ継続的に把握し、収集された知見を基に、生物多様性に係る理解促進や担い手育成、地域や企業の保全活動の支援等を行うとともに、保全に係る様々な主体の連携・協力関係を構築し、効果的かつ持続可能な生物多様性保全の取組を展開します。

2 運営
 きょうと生物多様性センター運営協議会

3 設置場所
 ・交流オフィス:左京区役所(ネットワーク形成、情報発信機能 等)
  ※ 交流スペースを設け、月曜日、水曜日及び金曜日の午後1時~午後5時に開所しています。
    (祝日・休日・年末年始を除く)。
 ・本部オフィス:京都府立植物園会館(本部事務機能、コーディネート機能 等)
 ・情報オフィス:京都府立大学(生物多様性情報の集積・データベース化機能 等)

4 問合せ先等
ホームページ:https://www.pref.kyoto.jp/biodic/index.html外部サイトへリンクします
メールアドレス:[email protected]   電話:090-4496-3887

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お問い合わせ先

京都市 環境政策局環境企画部環境保全創造課

電話:075-222‐3951

ファックス:075-213-0922

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