京都市廃食用油燃料化施設
ページ番号65549
2018年2月1日
施設概要
建設場所 | 京都市南部クリーンセンター構内 | 約1,900㎡ |
生産規模 | バイオディーゼル燃料 | 5,000㍑/1日 |
軽油 | 混合燃料(軽油:BDF=80:20) | 6,000㍑/1日 |
工事期間 | 平成14年11月 ~ 平成16年5月 | |
プラント設備 | 設計施工 | 日立造船株式会社 |
主要設備 | 原料貯蔵タンク | 容量51,000㍑ |
前処理槽 | 容量10,240㍑ | |
反応分離槽 | 容量10,240㍑ | |
精製槽 | 容量10,240㍑ | |
メタノール貯蔵タンク | 容量14,500㍑(地下式) | |
軽油貯蔵タンク | 容量14,500㍑(地下式) | |
軽油混合器 ラインミキサー | ||
製品貯蔵タンク | 容量57,000㍑ | |
製造補機設備 | ボイラ,空気圧縮機,窒素発生器 | |
啓発・展示室 | 管理棟3階 |
施設の特徴
この施設は,京都市が策定したバイオディーゼル燃料品質の暫定規格を満足させる高度な機能を持つだけでなく,生産規模や安全対策に次のような特徴があります。
- 自治体が運営するバイオディーゼル燃料製造施設としては,国内最大の精製能力を持っています。
- 3槽構造8行程の製造プロセスにより不純物を最大限除去できる高度な機能を持っています。
- アルカリ触媒を用い,2段階の反応で効率を高めています。さらに温水による洗浄・減圧蒸発行程を採用することで高品質なバイオディーゼル燃料の精製を行っています。
- 反応後生成したメチルエステル中のメタノールは回収し,再使用しています。
- 市バスの燃料とするため,軽油と一定の割合で混合する装置を設けています。
- 精製工程のほとんどを自動化しています。
- 火災防止に配慮した電気設備の採用,製造棟内にガス検知器・酸素濃度計等を設置し,安全には十分配慮しています。
バイオディーゼル燃料化事業
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お問い合わせ先
環境政策局 適正処理施設部
廃食用油燃料化施設
電話: 075-604-5880 ファックス: 075-604-5884