3月24日は「世界結核デー」です
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2025年3月24日
3月24日は「世界結核デー」です
~1年に1回は胸部エックス線検査を受けましょう!~
世界結核デーは、細菌学者のロベルト・コッホが1882年に結核菌の発見を発表した日です。
結核は、早期に正しく治療すれば治る病気であり、周囲の人へのまん延防止のためにも、早期発見が重要です。
京都市では、結核の早期発見、早期治療のため、各区役所・支所保健福祉センターで定期的に胸部検診を実施しています。
年1回の胸部エックス線検査を受けていただくとともに、御家族や身近な方にも是非お声がけください。
1 早期発見の取組(通年実施)
各区役所・支所保健福祉センターでは、以下の事業を実施しています。
(1) 結核健康相談医師等による相談や胸部エックス線検査を実施しています。(無料)
(2) 胸部検診(結核・肺がん検診)
40歳以上の市民を対象に胸部エックス線検査を実施しています。(無料・事前予約制)
詳しくは、こちらをご覧ください。
2 結核予防のポイント
(1) 咳が2週間以上続いたら、早めに受診しましょう。
結核の初期症状は、風邪とよく似ています。咳(せき)や痰(たん)、発熱などの症状が長引く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
※高齢者の場合、食欲がない・体重が減った・なんとなく元気がないなど、はっきりとした症状がない場合もあります。
(2) 定期的に胸部エックス線検査を受けましょう。
健康診断や職場健診、胸部検診を年1回は受診し、早期発見に努めましょう。
特に65歳以上の方は、毎年健診を受けるよう感染症法で定められています。
また、要精密検査になった場合には、放置せず必ず精密検査を受けましょう。
(3) 乳児のBCG予防接種は必ず受けましょう。
結核に感染した場合の重症化を防ぐため、生後1歳までに必ず受けましょう。
予防接種協力医療機関で接種可能です。(詳しくは、こちらをご覧ください。)
3 京都市の結核の状況(令和5年)
(1) 新登録患者は前年と比較し、10人増加しました。
・新登録患者数 154人(前年144人)
・罹患率(人口10万対) 10.7(前年9.9)
(2) 新登録患者数に占める高齢者の割合が高いまま、横ばいで推移しています。
・新登録患者のうち65歳以上の割合 64.9%(前年75.6%)
(3) 全国と比較して、京都市の罹患率は高くなっています。
※( )内は罹患率(人口10万人対)
年 | 京都市 | 全国 |
令和5年 | 154人(10.7) | 10,096人(8.1) |
令和4年 | 144人(9.9) | 10,235人(8.2) |
令和3年 | 164人(11.3) | 11,519人(9.2) |
【参考】毎年受けよう!胸部(結核・肺がん)検診

お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生企画課(京都市保健所)
電話: 075-746-7200 ファックス: 075-251-7233