結核健診について

　京都市保健所業務（感染症・衛生関係）お問合せボットが感染症・衛生関係の質問にチャット形式でお答えします。
　必要な情報の検索に御活用ください。

　【参考】「京都市保健所業務（感染症・衛生関係）お問合わせボット」を御活用ください

　結核は近年減少傾向にあるものの、今なお主要な感染症のひとつで、過去の病気ではありません。

　京都市では、結核患者のうち、高齢者が7割以上を占めています。
　早期発見のため、年1回は必ず健診を受けましょう。
　※　65歳以上の方は、感染症法により、年1回の結核健診を受けることが義務付けられています。

　なお、本市では、感染症法第53条の2第3号の規定に基づく結核健診を実施しておりますので、事業者等が実施することになっている次の方は対象外となります。

　（1）下記ア・イ・ウに勤務する方（事業者が毎年度実施する）
　　　ア　学校（専修学校及び各種学校を含み、幼稚園を除く）
　　　イ　病院、診療所、助産所
　　　ウ　介護老人保健施設、社会福祉施設

　（2）大学、高校等（修業年限が1年未満の者を除く）の学生または生徒（学校長が入学年度に実施する）

　（3）社会福祉施設の入所者（施設長が65歳以上の者に対して毎年度実施する）　

　（4）刑事施設の被収容者（施設長が20歳以上の者に対して毎年度実施する）　

　1　対象
　　40歳以上の市民（65歳以上の方は、感染症法により、年1回の結核健診を受けることが義務付けられています。）

　2　内容
　　胸部エックス線撮影

　3　費用
　　無料
　　※　診断書としての結果の証明書発行はできません。

　4　受診方法
　　区役所・支所で受診（要予約！）
　　区役所・支所で、毎月、定期的に検診を実施しております。

　　※令和3年度から、事前予約制となりました。
　　　受診を希望される方は、近隣の区役所・支所保健福祉センター健康長寿推進課へ直接お問合せください。

　新型コロナウイルス感染症は、感染症法上の5類感染症に移行しましたが、各区役所・支所保健福祉センターで実施する胸部検診については、感染症予防の観点から、受診される方には、マスクの着用をお願いしております（ただし、個人の体質等により着用できない場合を除きます）。

　また、以下の項目に該当される場合は、当日の受診を御遠慮いただく場合がありますが、御理解・御協力をよろしくお願いいたします。（検診当日も、同様の項目について聞き取りを行いますので、御協力をお願いします。）

　なお、当日の検診においては、受診者に安心して検診を受けていただけるよう、職員も感染予防対策（マスクの着用、手洗い、消毒の徹底等）を講じたうえで対応いたします。

※　胸部検診（胸部エックス線検査）は、「インスリンポンプ」や「持続グルコース測定器」を装着した状態では、実施することができません。（エックス線の影響により不具合が生じる可能性があるため。）

※　検査を御希望の場合は、検査前に機器を取り外す必要がありますので、事前に主治医に御相談ください。

※　検査会場の従事職員による機器の取り外しは行っておりませんので、御注意ください。

【参照】（公益社団法人）日本糖尿病学会