BCG予防接種について
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2023年5月17日
1 BCG予防接種は協力医療機関での接種を!
京都市では,平成29年7月から,BCG予防接種は京都市予防接種協力医療機関で接種していただけるようになりました。
対象となる方は,身近な京都市予防接種協力医療機関で接種していただきますようお願いいたします。
(1)接種できる協力医療機関
京都市予防接種協力医療機関で実施します。(詳細はコチラ)
(2)対象者
生後1歳に至るまでの間にある乳児 (生後5月から8月に至るまでの間に接種を受けることが望ましい。) | 1回 |
(3)接種費用
2 BCG予防接種の効果
BCGはウシ型結核菌を弱毒化して作った生ワクチンです。管針という器具を上腕の外側の2か所に押し付けて接種します。BCGワクチンで免疫をつけておけば,結核を発病する機会を大幅に減らすことができ,その効果は10年以上持続されます。特に乳幼児における重症結核の予防に有効です。
結核は,患者数がかなり減少してきていますが,大人から子どもに感染することは,現在もあります。乳幼児は結核に対する抵抗力(免疫)が弱いため,全身性の結核症(粟粒結核)や結核性髄膜炎になることもあり,重い後遺症を残す可能性があります。
3 BCG予防接種による副反応等について
(1)副反応
通常の反応は,接種後10日~4週間の中で,接種部位に発赤,硬結(しこり),腫脹(はれ)等がみられ,その一部に膿(うみ)が出ることがあります。この反応は接種後4週間後頃までにもっとも強くなり,その後はかさぶたが出来て,3か月後までには治まり,小さな針の痕が残るだけになります。
副反応は,接種側のわきの下のリンパ節が大きく腫れることがあります。通常は放置して様子をみて構いません。接種後3か月を過ぎても治らなかったり,膿(うみ)が出てくるときには,医師に相談してください。
(2)コッホ現象
接種を受けた児が,接種前に結核菌に感染していた場合に,「コッホ現象」を生じます。
コッホ現象は,接種後2~3日以内(長くても10日以内)の早めの時期に,接種後の反応が出た場合には「コッホ現象」の可能性があります。結核に自然に感染している場合があり,児に結核の感染・発病の有無を確認する検査を行い,必要に応じて治療を行う場合がありますので,速やかに医師にご相談ください。
コッホ現象を診察した医師は,本市に以下の「コッホ現象事例報告書」を提出してください。
コッホ現象報告書
コッホ現象報告書(PDF形式, 62.46KB)
京都市医療衛生センターへFAXのうえ,原本を郵送してください(TEL:075-746-7200,FAX:075-251-7233)。
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- 【厚生労働省】結核とBCGワクチンに関するQ&A
厚生労働省が作成しているサイトです。
お問い合わせ先
保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生企画課
電話:075-222-4421
ファックス:075-708-6212