【食育】朴葉ごはん
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2022年4月19日
京北の郷土料理 ~朴葉ごはん~
皆さん,京北で昔から親しまれている朴葉ごはんをご存じですか?朴の木(ホオノキ)は高さ30メートルにもなる大木で,その葉も20~30センチととても大きいことで知られています。その葉を使って,豆やショウガが入ったご飯をくるんだものを「朴葉ごはん」といいます。
京北では,神棚に供え,豊作を祈願したり,殺菌効果があることや,手を汚さずに食べることができるからと,農作業の携帯食として親しまれてきました。ご飯を熱いうちに包むと,朴葉の独特の香りが移り,食欲をそそります。子どもたちも「なんかいいにおいがする」と顔を近づけ,包む前の葉の香りとの違いに気づく子もいました。
古くから大切に受け継がれてきた食文化を感じることができる郷土料理。「昔の人はどんなふうに食べていたのかな」「ホオノキってどんな木?」と子どもたちの興味も広がります。「食育」を大切にする中で,保育所でもこうした食文化を子どもたちに伝えていきたいと考えています。
朴の葉っぱはこんなに大きいんだね。
あ,新芽になりきってるイモムシみっけ!
朴葉には豆ごはんを包むんだって。お豆むきむきみんなでお手伝い。
ほかほかの朴葉ごはん,召し上がれ。
朴葉の香りがごはんに移って・・・くんくん。
次の世代へ,大切に受け継いでいきたい味。
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