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本市の財政状況

ページ番号276230

2023年11月22日

本市の財政状況について

 本市の財政状況について、QA形式で解説したページです。

Q1 現在の財政状況は?(令和4年度決算)

  •  令和3年度に「行財政改革計画」を策定し、市民の皆様の御理解・御協力の下、徹底した行財政改革(職員削減、制度の見直し等)と都市の成長戦略(企業立地や人口減少対策等)を進めてきた結果、令和4年度の決算は黒字となり、21年ぶりに「特別の財源対策」(※)から脱却しました。
  (※)「特別の財源対策」とは、借金返済に充てるための積立金(公債償還基金)を取り崩すこと等によって、

     赤字を補てんすること。将来へ負担を先送りする”禁じ手”です。

Q2 今後の財政状況の見込みは?(令和5年度以降)

  •  財政状況は大きく改善しましたが(Q1参照)、これまでの「特別の財源対策」において、積立金を取り崩してきたため、今後、返済が必要です。返済が必要である取崩残額は、令和4年度決算時点で505億円。令和5年9月補正予算において35億円を返済し、残額は470億円となっています。
  • さらに、高齢化等による社会福祉関連経費の増加、景気変動リスク等への懸念など、依然として油断できない状況であり、今後も財政は厳しい見込みとなっています。

Q3 赤字状態に戻さないための取組は?

  •  赤字状態が続いていた以前の状態(Q4参照)に戻さないよう、「特別の財源対策」によって取り崩した積立金については、高齢化がピークを迎えるまでの令和20年度を目途に、できる限り早期に返済します。また、企業立地や人口減少対策など、都市の成長戦略を加速させ、足腰の強い財政基盤の更なる強化・安定を図ります。そして、市民の皆様の御理解・御協力の下、将来に負担を残さない改革をたゆまず実施します。

Q4 これまでの財政状況は?(令和2年度まで)

  •   本市は、京都ならではの都市特性(人口に占める大学生が多い、市域の3/4が森林、数多くの歴史的資源、木造家屋が多い等)が税収面では課題となっていることに加え、国からの地方交付税が大幅に削減される中、全国トップレベルのサービス水準を守り続けてきました。
  •  しかし、人件費削減等の改革を行ってもなお、必要な財源を確保できず、「特別の財源対策」を行ってきました。
  •  そしてコロナ禍においては、リーマンショック並みの税収の減少や支出の増加が見込まれ、「今後、このまま何も改革をしなければ、財政破綻する」という危機にまで直面。この危機を克服するため、令和3年度に「行財政改革計画」を策定しました。


 〇 令和4年度決算の詳細は、こちらをご覧ください。

 〇 また、市民しんぶんでも分かりやすく解説しています。こちらをご覧ください。

関連ページ

   財政状況が短期間で大きく改善した理由について、解説しています。

 

参考リンク

この他、財政・行財政改革に関するページはこちらからご覧ください。


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