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【西京区役所インタビュー】ニーズに耳を傾けることで、広がった連携の可能性!(地域コミュニティHub)

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2025年11月7日

西京区インタビューのイメージバナー

京都市では令和7年度から、市役所や区役所・支所が人と人とをつなぐ結節点となり、全ての人に「居場所」と「出番」を創出するため、「地域コミュニティHub(ハブ)」を設置しています。

職員のイメージイラスト

西京区役所では、「地域コミュニティHub」の取組として、「区民交流ロビー」を活用し、区民の皆様の「居場所・交流・賑わい」を生む「POP UP!西京」の実施や、西京図書館と連携して、公共空間のサードプレイス化を目指す取組を進めています。

今回は、西京区役所の職員にお話を聞きました!

区役所ロビーに賑わい♪「POP UP!西京」

西京区役所の「区民交流ロビー」を、楽しく居心地のいい場所にしようと、令和6年11月からスタートした「POP UP!西京」。
マルシェやワークショップなど、さまざまなイベントを実施しています。

ポップアップ開催時のロビーの写真

↑画像:Instagram 西京区まちづくり【公式】外部サイトへリンクしますより

出展団体と一緒に考えるイベント!

「POP UP!西京」は、「地域コミュニティHub」の枠組み導入前から始まり、導入後はさらに盛り上がっている取組です。
最初はどのように始まり、そしてどのように変化して今に至るのでしょうか?

マイクのイメージイラスト

西京区:令和6年2月に西京区役所新庁舎が完成し、「区民交流ロビー」が設けられました。
同時期に、西京区社会福祉協議会の事務所が西京区役所に移転してきたことで、連携した取組ができないかと協議をスタート。
多様な区民の皆様の交流や出会いが生まれる場を、福祉に関わる人で生み出そうと、「POP UP!西京」が誕生しました。

開始当初は月に一度の開催でしたが、現在では毎週火曜と金曜、更に第4週の平日と、月の半分近く出展があり、ロビーに賑わいが生まれています。

意見交換のイメージイラスト

西京区:“みんなで一緒に!”を合言葉に、「POP UP!西京」に関わる団体が定期的に集まって、運営や企画について意見交換をしています。
現在は「POP UP!西京」一周年に向けて、出展団体の皆様とどういったことができるか考えているところです。

聞こえて来るようになったリクエストの声!

西京区:「POP UP!西京」を開催するようになって、区役所の居場所としての可能性を感じています。
来訪された区民の皆様からも、「のんびりおしゃべりできた!」や「もっとイベントしてほしい!」、「子ども服の交換会をしたいな」など、期待する声が聞こえるようになりました。

出展団体さんのお声:「おいしかったー!の声が嬉しい」

「POP UP!西京」でコーヒーを販売している出展団体のスタッフの方に、お話しを聞いてみました。

アイスコーヒーのイラスト

出展団体のスタッフ:来てくださったお客様の「おいしかったー!」の声が一番の喜びです。最近はリピーターの方も増え、大変嬉しいです。
福祉作業所にとっては、多くの人に取組を知ってもらえる貴重な機会であり、利用者の方の学びの場にもなっています。

西京図書館に期間限定カフェ!?

西京区役所では、今年度から西京図書館との連携事業(西京図書館に期間限定カフェ登場 & 出張図書館『「ちゅ~‘s Day Library」in西京区役所』開始~公共空間に居心地の良い「くつろぎ」の空間を創出~)に取り組んでいます。

図書館でコーヒーが飲めるという新しい企画の実現に至ったこの連携は、どのように進んだのでしょうか?

図書館と一緒に進めた取組!

西京区:今年度、西京区役所では「西京地域コミュニティHub」を立ち上げ、その取組の一つとして、図書館をはじめとした公共空間をまちに開くことを進めています。
今回、西京区役所と西京図書館のメンバーで模造紙を広げて一緒にアイデアを出し合い、西京図書館という場所だからできること、西京図書館としての視点や知恵を活かせることで、何ができるかを考えました。

図書館司書のイメージイラスト

西京区:区民の皆様に図書館でこれまで以上に「くつろいでほしい」という思いから、「POP UP!西京」の出展団体へ呼びかけたところ、その中の一つである「友輪館」が協力してくださり、西京図書館で「POP UP!西京」出展団体による期間限定カフェを設置外部サイトへリンクします することとなりました。
カフェの購入者には、“図書館に設置されたカフェ”であることを活かして、司書おすすめのコーヒーにまつわるおすすめ本が掲載されたしおりのプレゼントを実施しました。

また、区役所と図書館の連携事業として、図書館の休館日である火曜日にも西京区役所で本が読める「ちゅ~‘s Day Library」の取組も開始しました。

図書館の本を区役所ロビーに設置している写真

↑西京区役所に設置された本棚

「地域コミュニティHub」による変化

促進された部署間の連携!

西京区:「地域コミュニティHub」の導入により、部署間で小さな連携の機会が生まれ、物事がスムーズに進むようになったと感じています。
例えば、「子どもはぐくみ室」(区役所内の部署)が実施した段ボールワークショップで生まれた作品を「区民交流ロビー」に展示し、「POP UP!西京」のチラシで告知するなどの連携も、円滑に進みました。

定期的に「地域コミュニティHub」の会議等が開かれるので、他の部署の職員と顔を合わせる機会が増え、意識がプラスになっていると思います。

段ボールワークショップで生まれた作品の展示の様子

↑段ボールワークショップで生まれた作品(区民交流ロビー)

チラシの画像

↑「POP UP!西京」のチラシにてダンボールワークショップを告知

これまでの積み重ねを大切に…!

西京区:西京区役所では、地域の皆様や多様な活動団体、また企業や関係機関と一緒にまちを育んできました。
そうしたつながりを大事にしながら、これからのまちづくりに向けて「地域コミュニティHub」ができることは何か。皆様と対話を重ねつつ、新たなつながりや取組を進めていきたいと思っています。

今後への想い

主役は住民の皆様!

西京区:これからの地域コミュニティを、どのように支援できるか?
「西京地域コミュニティHub」としては、いろいろな人と話す機会や集う場をつくっていきたいと思っています。

お互いの声や想いを聞くことで、区役所にできること、区民の皆様だから取り組めることが生まれると思っています。
そうした、人とまちの風通しがよくなる環境を、育んでいきたいと思っています。

区を超えた連携の可能性

人工芝のイメージ画像

西京区:「地域コミュニティHub」は区役所にとって新しい動きなので、「人工芝をどこかの区から借りられる?」とか「活動団体の情報をどのように共有している?」といった、小さな悩みや活かせる資源をそれぞれの区で抱えていると思います。

情報共有が円滑に進むことで、事例からの学び、資源の交換など、区を超えた連携の可能性も広がると思います。

“選ばれるまち-西京区”を目指して…!

西京区:西京区役所では、地域のカフェ・ベーカリー約60店舗と連携し、「西京の情報発信拠点」として、魅力的な場所や活動、おすすめのイベントなど、様々な情報をお届けする「にしてらす」事業も令和7年度に開始しました。(西京の“ええとこ”みつける にしてらす外部サイトへリンクします
店舗には、たけにょんがデザインされた段ボール製の「オリジナルラック」を設置いただいたり、店舗やその周辺の魅力等を知っていただくMAPも発行しています。

こうした取組も皆様と連携して進めていくことで、“選ばれるまち-西京区”を目指して、誰もが居心地よく、楽しめるまちづくりを目指してまいります。

関連ページ

西京区の取組に関するページ

ポップアップ西京のイメージ画像

京都市の取組に関するページ

地域コミュニティハブのイメージ画像

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お問い合わせ先

京都市 文化市民局地域自治推進室連携改革・区政担当 (連携改革担当)

電話:075-222-3047、075-222-3049

ファックス:075-222-3042

メールアドレス:[email protected]

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