【広報資料】京都市移住・定住応援団との公民連携事業「移住促進に向けたサイトスペシフィックな滞在制作の実証実験」の開始について
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2023年11月1日
京都市移住・定住応援団との公民連携事業「移住促進に向けたサイトスペシフィックな滞在制作の実証実験」の開始について
京都市文化市民局文化芸術都市推進室(担当:文化芸術企画課 TEL:075-222-3119)
京都市では、本市の移住・定住促進の取組に賛同いただける企業・団体等を「京都市移住・定住応援団」(以下「応援団」という。)として募集・登録し、応援団がお持ちのアイデアやノウハウをいかし、公民連携で移住・定住促進事業に取り組んでいます。
特に、京都の強みである文化芸術分野においては、その魅力を発信し、本市への移住・定住を促す「芸術家等の移住居住推進モデル事業」等を進めています。
この度、応援団である一般社団法人ダンスアンドエンヴァイロメント(京都市北区)及び一般社団法人パースペクティブ(京都市右京区)と連携し、右京区京北地域を舞台に、「サイトスペシフィックな(その場所ならではの)」制作や表現を通して、当地域への移住促進につながる関係人口の創出を図る実証実験を開始しますのでお知らせします。
なお、本取組は行政と民間事業者が互いのリソースを持ち寄り、様々な課題の解決や新たなサービスを創出する「KYOTO CITY OPEN LABO」の制度を活用して実施します。
1 ダンスワークショップ『身体と環境』の実施について
(1) プログラム概要
・ サイトスペシフィックパフォーマンスアートに精通した坂本公成氏、森裕子氏(Monochrome Circus)と、モノづくりと環境との繋がりを探究し京北で活動する(一社)パースペクティブとの協働により、3日間のワークショップを開催します。このワークショップでは、森林空間や廃校といった地域資源を活用し、京北地域固有の芸術活動の可能性を深く探求します。
・ このワークショップは、京都以外の地域在住の方だけでなく、周辺地域の住民にも参加を呼びかけます。参加者とともにコンタクトインプロヴィゼーションという手法を取り入れたダンスワークショップを展開します。
・ 参加者からのフィードバックを収集するため、アンケート調査を実施します。これにより、アーティストが京北地域との連携をより強化し、長期的な関わりを築くための課題や提案を明らかにすることを目指します。
(2) スケジュール
11月4日(土曜日)
ダンスワークショップ(元・京北第三小学校)
ミニトーク-地元アーティストを囲んで(あうる京北)
5日(日曜日)
フィールドワーク(「工藝の森」)
ダンスワークショップ(元・京北第三小学校)
6日(月曜日)
ダンスワークショップ(元・京北第三小学校)
オプショナルツアー(片波の伏条台杉)
2 建築系クリエイターを対象としたフィールドワーク及び滞在制作の実施について
(1) プログラム概要
・ 建築家・大工・家具作家などの建築系クリエイターを対象に、京北地域におけるフィールドワークや古民家での滞在制作を行います。
・ 京北から京都への森林資源の流通やモノづくりにおける連環をテーマに、レジデンスでの滞在や地域の木材や建築関係者との交流等を含めたフィールドワークを行います。
・ 京北・山国地区の古民家においてワークショップ形式での滞在制作を行い、制作者が古民家という場に介入して関係性を作る様子を公開します。
・ 制作物のお披露目として、トークや懇親会を実施し、京北での暮らしがイメージしやすくなったか、参加者へのアンケート調査による効果検証を実施します。
(2) スケジュール
11月20日(月曜日)以降(予定)
フィールドワーク(京北各所)
12月~1月(予定)
滞在制作(「パースペクティブResidence」ほか)
2月(予定)
トークイベント(「パースペクティブResidence」)
3 問合せ先
プログラムの詳細や取材の御希望については、以下にお問い合わせください。
※上記1、2の全行程は、以下問い合わせ先に申し込みのうえ御取材いただけます。
[email protected] (一般社団法人パースペクティブ 共同代表 高室)
参考
京都市移住・定住応援団について
・ 京都市の移住・定住促進に向けた取組に賛同し、応援いただける企業・団体等を「京都市移住・定住応援団」として募集している。
・ 応援団では、若い世代が京都で働き・暮らし・子育てしたいと思い、住み続けていただける都市を目指して、各企業・団体等がお持ちのアイデアやノウハウをまちづくりにいかしながら、公民連携で京都市への移住・定住促進につながるサービスの提供や情報発信等を行っている。
(URL)
https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000312984.html
「KYOTO CITY OPEN LABO」について
・ 京都市が抱える様々な行政課題その他の課題に対し、民間企業等から課題の解決に資する技術やノウハウ、アイデアなどを募集したうえで、京都市と民間企業等が一緒になって実証実験や具体的実践等により課題解決に取り組む仕組み。
(URL)
https://open-labo.city.kyoto.lg.jp/
一般社団法人ダンスアンドエンヴァイロメントについて
・ 世界的なダンスの潮流を視野に収めながら、コンテンポラリー・ダンスの技術や知識を総合的に修得する機会を提供し、国内の若手のダンサー、振付家や批評家、他ジャンルアーティストへと普及していく基盤を広げていくことを目的に活動している。
(URL)https://hotsummerkyoto.com/

一般社団法人パースペクティブについて
・ 自然を起点とし、自然のサイクルに従うモノづくりとしての「工藝」が培う知恵を編集し、共有する。漆を中心とする工芸素材の育樹を通して人と自然の関わり合いを学ぶ『工藝の森』、工芸素材や地域産木材を使ってより多くの人を「作る」当事者にする場『ファブビレッジ京北』、漆サーフボードブランド『Siita』を運営。
広報資料
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お問い合わせ先
京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課
電話:075-222-3119、075-222-3128 (京都芸大担当)、075-222-4200(政策連携担当)
ファックス:075-213-3181