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「じうん」について

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2020年2月18日

「じうん(千本ふるさと共生自治運営委員会)」の発足
──新しいまちづくりの始まり

 1990年代に入り,「老朽化の著しい楽只市営住宅第1棟・第2棟の建替をすべきでは」という声が地元から上がり,行政内部でも検討が始まりました。このとき,地元から「若い者が外へ出ていき,年寄りばかりがムラの中に残るという今の状況で建替をしても,『真新しい住宅で年寄りが一人で寝たきり』ということになってしまわないか」という意見が出されました。

 これをきっかけに,これまでの地元の取組,同和行政や同和教育が同和地区にもたらした成果と課題を全体で検討したうえで建替を考えていこうという作業が始まりました。同和行政の枠にとどまらない,さまざまな事例の研究。東京・世田谷や神戸・真野など各地で進められている(住民と行政との)パートナーシップ型まちづくり運動の学習。北九州北方地区における「もやい」(何人かでモノを共有したり,共同でコトをおこすこと)をキーワードとした住民参加によるまちづくり(環境改善事業)の視察。タイやフィリピンなどアジアのスラムで住環境改善運動に取り組む人々との交流。このとき,大きな力を発揮したのが,都市計画家など,まちづくりの専門家でした。後の住民によるワークショップの展開も,これら専門家からのアドバイスに基づいて進められたものです。

 そして「2010年の千本」まちづくり運動が提案され,それを担う組織として,「千本ふるさと共生自治運営委員会」(略称:じうん)が1993年5月に発足しました。

 「じうん」の手によって,不必要に張り巡らされていたフェンスの撤去,コミュニティ道路づくりや空き地ワークショップなどの住民主体のまちの見直し活動,そして全体構想づくりのためのワークショップが取り組まれてきました。

 また,「じうん」が中心となって,定期借地権を利用したコーポラティブ住宅(有志が集まってプランを出し合いながらつくる共同住宅)も建設されました。

 

 

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