京都市文化財ブックス第18集を発刊しました
ページ番号5667
2023年7月31日
京都市文化財ブックス第18集 「古建築の装飾-京都の近世社寺細見-」を発刊
京都市では,文化財に関する調査で得られた成果を広く紹介し,文化財に対する理解と関心を深めていただくため,京都市文化財ブックスを原則として毎年1回発行しております。
第18集は,古建築と装飾をテーマにして,京都の特色ある文化財の数々を,わかりやすい解説と写真等の豊富な資料で紹介しています。
1章では京都市指定文化財を中心に,江戸時代の社寺建築で装飾に特色のあるものを紹介しています。2章では建築装飾の技法を解説しています。建築装飾のうち,塗装や飾り金物については,文化財修理にも携わっている技能者の技術の一端を紹介しています。また装飾彫刻については,古建築の年代を判定する上で重要な「絵様(えよう)」という彫刻デザインについて説明しています。3章では京都府が作成した学術報告書「京都府の近世社寺建築」(1983年)の内容を中心にして,京都市内の社寺建築の特徴を簡潔に解説しています。
(A4判,76ページ,カラー)
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京都市 文化市民局文化芸術都市推進室文化財保護課
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