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京都市消防局

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5月総点検を実施!!

ページ番号219088

2018年3月29日

 ゴールデンウィーク明けの5月9日【火】,警防課長指揮者による総点検を実施しました。

 夏服着用期間がスタートし,装いも新たな気分で服装点検,公務証の点検が行われました。


服装点検


公務証点検



署長訓示

はじめに

 5月7日【日】北九州市小倉北区の火災では6名の方が亡くなられた。

 その他にも宮城県では山林火災が発生し,複数の住宅に延焼したが負傷はなかった。さらには,愛知県でもマンション火災が発生し2名の方が亡くなられるなど,最近全国的に火災が相次いで発生している。


結果に拘って仕事に取り組む

 プロセスを軽視しないが,結果が出ないと物事の進捗がない。

 結果が出るやり方と労力のかけ方を常に考えておかなければならない。そのためには,無駄な労力をかけないことが大切である。本当に必要な仕事を,しっかり見据えなければならない。

 仕事の目的を明確にし,それに向かって自分なりのプランを考え,一人一人が取り組んでいただきたい。

 例えば予防査察は個人の仕事である。災害現場活動は隊の仕事である。このことをしっかりと認識する必要がある。

 個人の仕事は,一人一人が,しっかりと指標を持って取り組んでいただくことにより,(消防・救急)隊としてのチーム力はアップする。

時代にあった仕事の進め方

 我々を取り巻く環境は,電話機も固定から携帯に変わるなど,大きく時代が変わってきた。

 災害は多様化はしているが,災害現場活動については,器材や車両も良くなっている。また一方で建物も耐火構造,防火構造が多くなり火災に対し強くなっている。

 一方で,我々の業務には,市民に対する防火・防災指導がある。これは,市民との顔の見える関係を構築する上で重要な仕事である。

 しかし,これまでと同じやり方をしても効果は望めない時代となってきている。

 皆さんの知恵を絞っていただき,伏見消防署から,少しでも効果的なやり方を発信していただき,区民には安心・安全を提供していきたい。

暖房器具火災について

 暖房器具の使用状況を見ても,手軽さ,クリーンさから今は電気ストーブが主流となっている。

 そのためには,これまでと同じ暖房器具火災の指導ではなく,電気ストーブの特性に合わせた指導が必要である。

たばこ火災について

 現在,喫煙者の約2割程度が電子たばこ等を使用していると言われているが,今のところ,電子たばこが起因する火災は聞き及んでいない。

 安全面でいうと非常に良いこの電子たばこが普及すれば,たばこ火災は更に減少すると思われる。

民泊について

 旅館・ホテルについても観光客の増加に伴い,街中には多くのホテルが建設されており,稼働率も90%を超えているという。

 反面,旅館の稼働率は70%を切っている状況で,一方では部屋や家を貸し出すという民泊も増加している。

 このような,時代の流れを把握するためにアンテナを張り,消防としての課題を見い出し的確に対応していく必要がある。

 

最後に!

 消防は災害現場で人を助けることは勿論のことであるが,消防に関わるちょっとした困りごとや心配ごとを取り除いてあげるのも大事な役割であると思う。

 そのためには,一人一人が個々の力量を上げ,解決できる職員になるように,知識を身に付け現場に繰り出すことが必要である。

 平成29年度がいよいよ始まった。人事異動で各課長をはじめ,多くのメンバーが変わったが,これからも一致団結して災害に強いチーム(消防署)を作って行きたいと思うのでよろしくお願いする。

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お問い合わせ先

京都市 消防局伏見消防署

電話:075-641-5355

ファックス:075-643-1999