四条通歩道拡幅事業に係るお知らせ
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2015年11月1日
四条通歩道拡幅事業に係るお知らせ
平成27年10月末,四条通歩道拡幅事業が完了しました。
京都市では,平成13年に市民参加のもと策定した京都市基本計画に「歩くまち・京都」を掲げて以来,徹底した議論を重ね,脱「クルマ中心社会」の実現を目指す取組を推進してきました。四条通の整備については,平成17年に地元関係者の皆様から御要望をいただき,約10年という長い歳月をかけて地元や関係者の皆様とともに進めてきたものです。
四条通は,市内有数の繁華街を抱え,市内外を問わず多数の方が訪れることから,歩行者の通行量は市内で最も多く,また,文化的にも祇園祭の山鉾が巡行するなど,京都を代表する道路です。
しかしながら,繁華街であるがゆえ,バス待ちの方と歩行者との交錯や,駐停車車両により機能していない第一走行車線などの課題がありました。
四条通歩道拡幅事業については,これを,人と公共交通優先の理念のもと,歩道と車道の空間配分を見直し,ご高齢の方から子ども連れの方,障害のある方まで,誰もが安心安全に歩ける四条通を目指すとともに,四条通を含めたまちなか全体の賑わいを創り出すことを目的としています。
⇒ 整備内容はこちら
⇒ 整備の考え方や取組経過を掲載した記念誌の内容はこちら
【整備前の四条通の状況】
幅7mの歩道に約7,000人/時の歩行者が通行している一方,幅15mの車道には約2,200人/時が通行しており,歩道と車道がアンバランスな状況になっていました。
また,駐停車車両や荷捌き車両により,バスやタクシーなどの運行にも支障が出ていました。
(整備前)混雑するバス停付近の様子
(整備前)駐停車車両の影響で中央車線で交通が行われいる様子
(整備後)バス停
(整備後)拡がった歩道
四条通の交通状況
平成27年3月下旬から4月上旬の桜のシーズンに,四条通で大きな渋滞が発生したことから,この間,迂回誘導看板の設置,バス停での案内・誘導の強化,工事箇所の仮復旧による車線の確保,京都府警察と連携した信号制御の見直しなどの対策に取り組んできました。
その結果,渋滞は大きく緩和しており,1年前のバスの運行所要時間との比較では,時期や時間帯によりますが,ほぼ平時の状況に戻っています。
⇒ 対策実施後の市バスの運行状況はこちら
⇒ 平成27年4月以降の四条通における車種別交通量はこちら
四条通の歩行者の状況
まちなかへお車でお越しの方へ
まちなかへお越しの際は,マイカーのご利用はお控えいただき,便利な公共交通でお越しいただくか,22箇所,約2300台駐車できる便利なパークアンドライド駐車場をご利用ください。
ご理解,ご協力のほどよろしくお願いいたします。
(駐車場情報についてはこちらをご覧ください。)
四条通の利用ルールについて
四条通(烏丸通~川端通間)のお車でのご利用にあたっては,以下のルールを守って,誰もが安心・安全で快適な道路となるようにご協力をお願いいたします。
●ご利用ルール
1 沿道アクセススペース以外の場所は,駐停車禁止です。
2 クルマを停める際は,「停」の標識がある沿道アクセススペースで停めてください。
3 沿道アクセススペースは,タクシーの乗降など,人の乗降と5分以内の荷物の積卸しができます。
●四条通の沿道アクセススペースの位置
沿道アクセススペースの位置(拡大)
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お問い合わせ先
京都市 都市計画局歩くまち京都推進室
電話:075-222-3483
ファックス:075-213-1064