京都・フィレンツェ姉妹都市提携60周年記念コンサート「フィレンツェ発のルネサンス、そしてバロックのチェンバロ音楽」の開催

京都市とフィレンツェ市（イタリア共和国）は、1965年に姉妹都市提携を締結し、今年60周年の節目を迎えています。京都市では、これを記念して、フィレンツェで始まったルネサンス、その後のバロック音楽を彩ったチェンバロに焦点を当て、京都市出身のチェンバロ奏者中野振一郎氏によるコンサートを開催します。

令和8年2月6日（金曜日）午後7時開演（午後6時開場）

京都コンサートホール　アンサンブルホールムラタ

（〒606－0823　京都市左京区下鴨半木町1番地の26）

チェンバロ：中野振一郎

作曲者不詳（16世紀前期ローマ）：「この谷間にはない」

G.フレスコバルディ：バレット／コレンテ／パッサカーリ　ホ調

　　　　　　　　　　トッカータ　へ調

D.スカルラッティ：ソナタ　2つのソナタ　変ホ長調（K.192＆K.193）

J.H.フィオッコ：アンダンテとアレグロ　ト長調

B.ガルッピ：ソナタ　ハ長調　　ほか

※都合により曲目を変更する場合があります。

無料※未就学児の入場は御遠慮ください。

「京都いつでもコール」にて、次のいずれかの方法でお申し込みください。

電　話：075－661－3755

FAX：075－661－5855

WEB：二次元コードからアクセス

https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000012821.html

申込みの際は、郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、電話番号、同伴者数（1名まで）をお伝えください。

令和7年11月19日（水曜日）から12月14日（日曜日）

※第1次募集は、京都市内に居住、通勤又は通学する方のみを対象とさせていただきます。

※当選者には、12月中に当選はがきを発送します。

令和7年12月23日（火曜日）から令和8年1月20日（火曜日）

※第1次募集で定員に達した場合、第2次募集は実施しませんので御注意ください。

※申込者には、1月中に通知はがきを発送します。

主催：京都・フィレンツェ姉妹都市提携60周年記念事業実行委員会

共催：京都市

1964年京都生まれ。

1986年桐朋学園大学音楽学部演奏学科（古楽器専攻）卒業。

1990年4夜連続独奏会『ヨーロッパ・チェンバロ音楽の旅』により「大阪文化祭金賞」受賞。

1991年フランス『ヴェルサイユ古楽フェスティバル』のクープラン・サイクルに出演。欧米を代表する名手とともに「世界の9人のチェンバリスト」に選出。1992年アメリカ「バークレー古楽フェスティバル」に最年少で招聘される。その後も、イギリス（ウィグモア・ホール、BBCジャパン・シーズン）、ドイツ（ライプツィヒ・バッハ・フェスティバル）、チェコ等、欧州での招聘演奏旅行を続ける。「例外のチェンバリスト！」「耳の御馳走」等、各地で好評を博す。デビューから現在に至るまで、国内古楽シーンを常に牽引している世界的チェンバリスト。

『J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲(2000年)』『パーセル作品集(2009年)』で、レコード・アカデミー賞に輝くなど、レコーディング作品における高いクオリティにも定評がある。2020年に岐阜県のサラマンカホールでCD収録を開始した《フランソワ・クープラン：クラヴサン曲全集（全6巻）》が2025年に完成。

京都市立芸術大学、名古屋音楽大学で後進の指導に当たる。

受賞歴は大阪文化祭金賞、文化庁芸術祭音楽部門・新人賞、京都府文化賞、兵庫県芸術奨励賞、文化庁芸術祭・大賞 他。名前は朝永振一郎に由来。

アルノ川沿岸に位置するトスカーナ州の州都です。中世には、メディチ家の擁護のもとダ・ヴィンチやミケランジェロが活躍したルネサンス発祥の地であり、市内には寺院や宮殿など歴史的遺産が豊富にあります。ウフィツィ美術館には、「ヴィーナスの誕生」など多くの名画が展示されています。フィレンツェとはイタリア語で「花の都」という意味があります。産業は、古くから毛織物工業が盛んであるほか、工芸品、ファッション産業も盛んです。

人口：約36万人（令和6年1月時点）

面積：102㎢

1965年（昭和40年）9月22日

1959年（昭和34年）、駐日イタリア大使が京都を訪問し、京都市長との会談でフィレンツェとの姉妹都市提携の話が芽生えました。同年、京都市長がフィレンツェを訪れ、深い感銘を受けて帰国。 1963年（昭和38年）、フィレンツェとの姉妹都市提携について京都市会の了承を得ました。翌年、フィレンツェ市参事会が締結に賛同し、両市で姉妹都市提携式典が行われました。

令和7年11月14日

総合企画局（国際都市共創推進室国際担当　電話：222-3072）