制作にあたって
ページ番号289702
2022年7月27日
「京乃つかさ」を作った意図
○市民しんぶんをより読んでもらいやすく,より多くの方に読んでもらうために
○制作経費の削減,今後の収入増のために
【作ったのは広報担当です】
広報担当では,市民の皆様に毎月お届けする広報紙・市民しんぶんを作成しています。
京都市の目標や課題,取り組んでいる政策,またそれにかかるコスト,皆様にお願いしなければならないこと,イベント情報・・・硬軟取り混ぜ色々な情報を知っていただきたいという思いで,常に「まずは開いてもらうこと」「読みやすさ・親しみやすさ」を意識し,制作に取り組んでいます。
今回のキャラクター制作は,「より多くの方に目にしていただく,手にしていただくためにどうすればいいのか」,それを職員が考える中でアイデアが出てきたものです。
【こういうキャラクターが必要だった】
市民しんぶんは,「思わず読みたくなる紙面づくり」を目指し,毎号各ページのトピックに合わせ,様々なイラストや写真を配置しています。
◎読者の皆様に愛される
◎色んなトピックで使いやすい
◎一度きりでなく長く使える(市で著作権を持つ)
イラスト(キャラクター)があれば,毎回のしんぶん制作コストも圧縮できます。
また,生まれ故郷の市民しんぶんを飛び出して,市役所の他の事業(周知ポスターやSNS等)で使うこともでき,新たなイラスト制作費用の削減にもつながります。企業等とのコラボレーションも可能です。
(なお,これまで市の各事業全般で活用できるキャラクターはいませんでした)【「地下鉄に乗るっ」の一員として,広報キャラクターとして】
「読者の皆様に愛される」イラストとして,私たちは京都市交通局で10年前に生まれ,全国にファンがいる「地下鉄に乗るっ」シリーズが最適だと考えました。ただ,太秦萌ちゃんをはじめ,彼ら彼女らは「地下鉄・市バス応援キャラクター」です。市民しんぶんに掲載する記事は,地下鉄や市バスに限らないので,やはり「色んなトピックで使える」イラストを作ろう。そしてそれを,広く長く活用していこう。その方向で検討を進めました。
「京乃つかさ」が令和3年5月の市民しんぶんでデビューして以来,毎月の市民しんぶんで活動しています。そしてありがたいことに,トラフィカ京カードやふるさと納税のポスター等,市民しんぶん以外にも活動の場を広げています。
私たちは,頂戴している様々なご意見をきちんと受け止め,「京乃つかさ」を市民の皆様へ情報をお届けする大切なパートナーとして育てていきたいと考えています。何卒御理解・御協力を賜りますようお願い申し上げます。市政広報の重要性
本市では,京都市基本計画において,「必要な人に必要な情報を的確かつわかりやすく伝える『到達主義』の情報発信を進める」ことを掲げており,様々な媒体を通じて,市政情報を市民の皆様にお届けすることとしています。
市民しんぶんについては,市民の皆様の生活に関わる防災や税金,福祉関係の情報も掲載しておりますので,引き続き,市民の皆様にお届けしてまいります。市民しんぶんの評価
平成27年に紙面のリニューアルを行い,読みたくなる紙面づくりのために,1面での仕掛けや文字量を削減し,イラストや写真を多用する方針に転換しました。
リニューアル以降,全国広報コンクールにおいて,平成28年から6年連続(政令市では京都市のみ)で入賞しており,審査員の方からは,「読者の目を引き付ける編集の切り口と表現アイデアに長けている」「単なる行政情報ではなく読み物として伝えようとしている」と評価いただいています。
また,読者の方からは,「読みやすくなった」「読むようになった」といった意見もいただいています。
【参考】
●令和3年全国広報コンクールで「読売新聞社賞」を受賞(令和2年9月1日号)
●令和2年全国広報コンクールで「入選」を受賞(平成31年6月1日号)
●平成31年全国広報コンクールで「読売新聞社賞」を受賞(平成30年5月1日号)
●平成30年全国広報コンクールで「入選」を受賞(平成29年8月1日号)
●平成29年全国広報コンクールで「内閣総理大臣賞」を受賞(28年6月1日号)
●平成28年全国広報コンクールで「入選」を受賞(平成27年10月1日号)
市民しんぶんにキャラクターを使用することについて
市民しんぶんは,記事に応じて構成やデザインを変えています。イラストがあることで読みやすく,伝わりやすくなると判断した場合には,イラストやキャラクターを積極的に活用するようにしています。
マンガやキャラクターが苦手というお声もいただいておりますが,一方で,「マンガだったから財政の難しい記事も読むことができた」「内容に入っていきやすかった」といったお声もいただいておりますので,イラスト等を活用した紙面制作については,ご理解を賜れれば幸いです。市民しんぶんの制作経費(令和4年度予算[概算])
版下制作費・・・・・・・・・・・・・・・・・・3,000万円
印刷費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5,500万円
視覚障害者版作成経費・・・・・・・・・2,700万円
広告収入・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7,400万円
合計 1億1,200万円(広告収入を差し引くと3,800万円)
※参考
1日号(全市版)・・・・・・・・・・・・・・・4,800万円
15日号(区 版)・・・・・・・・・・・・・・3,700万円
※1部当たりの単価
1,100万円÷1,584万部=0.7円
(全市版+区版発行経費―広告収入)÷(66万部×月2回×年12回)
今後の展開
お問い合わせ先
京都市 総合企画局市長公室広報担当
電話:075-222-3094
ファックス:075-213-0286