制作にあたって
ページ番号289702
2021年9月21日
「京乃つかさ」を作った意図
○市民しんぶんをより読んでもらいやすく、より多くの方に読んでもらうために
○制作経費の削減、今後の収入増のために
【作ったのは広報担当です】
広報担当では、市民の皆様に毎月お届けする広報紙・市民しんぶんを作成しています。
京都市の目標や課題、取り組んでいる政策、またそれにかかるコスト、皆様にお願いしなければならないこと、イベント情報・・・硬軟取り混ぜ色々な情報を知っていただきたいという思いで、常に「まずは開いてもらうこと」「読みやすさ・親しみやすさ」を意識し、制作に取り組んでいます。
今回のキャラクター制作は、「より多くの方に目にしていただく、手にしていただくためにどうすればいいのか」、それを職員が考える中でアイデアが出てきたものです。
【こういうキャラクターが必要だった】
市民しんぶんは、「思わず読みたくなる紙面づくり」を目指し、毎号各ページのトピックに合わせ、様々なイラストや写真を配置しています。
◎読者の皆様に愛される
◎色んなトピックで使いやすい
◎一度きりでなく長く使える(市で著作権を持つ)
イラスト(キャラクター)があれば、毎回のしんぶん制作コストも圧縮できます。
また、生まれ故郷の市民しんぶんを飛び出して、市役所の他の事業(周知ポスターやSNS等)で使うこともでき、新たなイラスト制作費用の削減にもつながります。企業等とのコラボレーションも可能です。
(なお、これまで市の各事業全般で活用できるキャラクターはいませんでした)【「地下鉄に乗るっ」の一員として、広報キャラクターとして】
「読者の皆様に愛される」イラストとして、私たちは京都市交通局で10年前に生まれ、全国にファンがいる「地下鉄に乗るっ」シリーズが最適だと考えました。ただ、太秦萌ちゃんをはじめ、彼ら彼女らは「地下鉄・市バス応援キャラクター」です。市民しんぶんに掲載する記事は、地下鉄や市バスに限らないので、やはり「色んなトピックで使える」イラストを作ろう。そしてそれを、広く長く活用していこう。その方向で検討を進めました。
「京乃つかさ」が令和3年5月の市民しんぶんでデビューして以来、毎月の市民しんぶんで活動しています。そしてありがたいことに、トラフィカ京カードやふるさと納税のポスター等、市民しんぶん以外にも活動の場を広げています。
私たちは、頂戴している様々なご意見をきちんと受け止め、「京乃つかさ」を市民の皆様へ情報をお届けする大切なパートナーとして育てていきたいと考えています。何卒御理解・御協力を賜りますようお願い申し上げます。市政広報の重要性
本市では、京都市基本計画において、「必要な人に必要な情報を的確かつわかりやすく伝える『到達主義』の情報発信を進める」ことを掲げており、様々な媒体を通じて、市政情報を市民の皆様にお届けすることとしています。
市民しんぶんについては、市民の皆様の生活に関わる防災や税金、福祉関係の情報も掲載しておりますので、引き続き、市民の皆様にお届けしてまいります。市民しんぶんの評価
平成27年に紙面のリニューアルを行い、読みたくなる紙面づくりのために、1面での仕掛けや文字量を削減し、イラストや写真を多用する方針に転換しました。
リニューアル以降、全国広報コンクールにおいて、平成28年から6年連続(政令市では京都市のみ)で入賞しており、審査員の方からは、「読者の目を引き付ける編集の切り口と表現アイデアに長けている」「単なる行政情報ではなく読み物として伝えようとしている」と評価いただいています。
また、読者の方からは、「読みやすくなった」「読むようになった」といった意見もいただいています。
【参考】
●令和3年全国広報コンクールで「読売新聞社賞」を受賞(令和2年9月1日号)
●令和2年全国広報コンクールで「入選」を受賞(平成31年6月1日号)
●平成31年全国広報コンクールで「読売新聞社賞」を受賞(平成30年5月1日号)
●平成30年全国広報コンクールで「入選」を受賞(平成29年8月1日号)
●平成29年全国広報コンクールで「内閣総理大臣賞」を受賞(28年6月1日号)
●平成28年全国広報コンクールで「入選」を受賞(平成27年10月1日号)
市民しんぶんにキャラクターを使用することについて
市民しんぶんは、記事に応じて構成やデザインを変えています。イラストがあることで読みやすく、伝わりやすくなると判断した場合には、イラストやキャラクターを積極的に活用するようにしています。
マンガやキャラクターが苦手というお声もいただいておりますが、一方で、「マンガだったから財政の難しい記事も読むことができた」「内容に入っていきやすかった」といったお声もいただいておりますので、イラスト等を活用した紙面制作については、ご理解を賜れれば幸いです。市民しんぶんの制作経費(令和4年度予算[概算])
版下制作費・・・・・・・・・・・・・・・・・・3,000万円
印刷費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5,500万円
視覚障害者版作成経費・・・・・・・・・2,700万円
広告収入・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7,400万円
合計 1億1,200万円(広告収入を差し引くと3,800万円)
※参考
1日号(全市版)・・・・・・・・・・・・・・・4,800万円
15日号(区 版)・・・・・・・・・・・・・・3,700万円
※1部当たりの単価
1,100万円÷1,584万部=0.7円
(全市版+区版発行経費―広告収入)÷(66万部×月2回×年12回)
今後の展開
お問い合わせ先
京都市 総合企画局市長公室広報担当
電話:075-222-3094
ファックス:075-213-0286