令和7年度 左京消防団山林訓練
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2025年5月26日
左京消防団山林訓練を実施しました!
左京消防団(団長:山本和義)では、山林火災発生時に迅速かつ効果的に消火活動を実施できるよう、毎年、山林火災対応訓練を実施しています。
今年は、令和7年4月27日(日曜日)に左京区花背別所町花背山の家スポーツゾーン東側の山林内で防ホースの総延長距離が約2キロメートルに及ぶ大規模な訓練を実施しました。
訓練参加者として、左京消防団本団と27分団の合計175名、訓練視閲者として、山本団長のほか、左京消防署長(中原謙二)、訓練指導者として左京消防署員10名が参加しました。
訓練の想定は当日まで訓練参加者には知らされておらず、「山林の中腹部から山火事が発生し、消防ヘリにより上空から確認したところ、強風にあおられ延焼拡大している」ため、左京消防署長からの要請を受け、左京消防団の全分団が出動したという想定で始まりました。
本団副団長(4名)の指揮により、各分団が、水源として河川の水を吸水、中継地点として簡易水槽を設置、その間を中継するために小型動力ポンプを設置してホースを延長と各分団が協力して長距離送水を実施し、火元への放水を行いました。
特に、今年は全国各地で大規模な山林火災が多発していますが、市域の約74%を森林が占める京都でも他人事ではありません。そのため、今回の実践的な訓練を通じて、小型動力ポンプの取扱いを習得するとともに、各分団との連携を深めることもできました。
訓練の実施状況
集結完了

木村副団長による訓練開始報告
馬場副団長から各分団への活動指示
岸本副団長から各分団への活動指示

航空隊による上空からの情報収集
軽トラックによる小型動力ポンプ搬送
水利部署のための器材搬送
自然水利からの吸水

ホースの延長
無線を使用した連携活動
簡易水槽への吸水
山腹に設置した簡易水槽からの中継送水
中継送水活動
今井副団長からの檄が飛ぶ!

花背分団及び鞍馬分団によるドローンを活用した情報収集活動(山間地域の即時対応力強化のために令和6年度に導入)
山林内に延長されたホースライン(1)

山林内に延長されたホースライン(2)
火元への放水活動
各分団長からの撤収完了報告
左京消防団長による訓練講評
左京消防署長による訓練講評
お問い合わせ先
京都市 消防局左京消防署
電話:075-723-0119
ファックス:075-723-1999