火災、救急現場での市民活動に署長感謝状の贈呈を行いました!
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2024年3月27日
東山消防署では、令和6年3月に、火災現場及び救急現場において勇気ある活動を行っていただいた市民の方々に署長感謝状を贈呈しました。
初期消火者等への署長感謝状の贈呈について(令和6年3月4日実施)
令和6年1月の深夜帯に発生した建物火災において、付近を通行していた方々が連携して町有の消火器等による初期消火や119番通報を実施しました。その結果、出火建物の焼失を最小限に食い止め隣接建物への延焼も防ぎました。
感謝状贈呈式において、被贈呈者の方々から「乗用車を運転中に火災を発見しました。近所の人に知らせるため、車の警笛を何度も鳴らして異変を知らせました。」「火事での炎がこんなに大きいものだとは知らなかったので怖かったですが、燃え拡がらないよう必死に消火器で消火しました。」、「火事があってから町内に置かれている消火器がどこにあるのか日頃から確認するようになりました。」と感想を述べられていました。
救命活動者への感謝状贈呈について その1(令和6年3月14日実施)
令和6年1月、区内の幹線道路上において心肺停止となった通行車両の運転手に対し、同じく付近を通行中の別車両のドライバー数名が連携して救命活動や緊急通報を実施され、到着した救急隊へ円滑に引き継ぎました。医療機関へ搬送された傷病者はその後回復し、無事に社会復帰を果たされました。
被贈呈者は写真左から2人目の方
被贈呈者のお一人である京都府警の警察官の方は、当時、公休日で、偶然車を運転中に蛇行運転する車が急停止したのを発見し駆け付けられました。「施錠された車内に運転手が倒れていました。持っていた緊急脱出用のハンマーを使用して窓ガラスを割り、車内へ入りました。周りの人たちも駆け付け協力して心肺蘇生を行いました。」、「警察学校での初任教育中、教官から非番や公休の日も警察官の制服を着用しているつもりで行動するようにと教えられました。今回その教えを基に救命活動を行いました。」と振り返っておられました。
なお、救命活動に携わったそのほかの方々には4月以降に感謝状を贈呈する予定です。
救命活動者への感謝状贈呈について その2(令和6年3月18日実施)
令和6年1月、粟田学区の新春行事において、参加者が餅を喉に詰まらせてしまい同じく行事に参加していた粟田学区自主防災会長の平井氏が迅速、的確な救命処置を実施され、出動した救急隊へ傷病者を円滑に引き継ぎました。医療機関へ搬送された傷病者は後日、無事に社会復帰を果たされました。
なお、この行事に出席していた粟田消防分団長及び同副分団長も異変に気付いて救命活動に加わり、連携して救命処置を実施され、東山消防団長から表彰を授与されています。
東山区自主防災会連絡会総会にて松苗署長から平井氏に感謝状の贈呈が行われました。
お問い合わせ先
京都市 消防局東山消防署
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