強風下における街区火災を想定した訓練を実施
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2024年7月17日
強風下における街区火災を想定した訓練を実施
京都市消防局では、平成28年12月22日に新潟県糸魚川市で発生した大規模火災などを教訓とし、更なる消防活動能力の向上を図るため、消防活動総合センターの街区訓練場で、強風下における放水要領の習熟訓練を実施しました。
訓練では、特別高度工作車(ブロア-車)を活用し、強風下の状況を再現するとともに、強風時の放水の影響や有効となる放水の検証、延焼阻止線を意識した放水活動を行いました。
実施期間 | 平成29年6月16日から7月11日までの期間で12日間実施。 |
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実施場所 | 京都市消防活動総合センター 街区訓練場(南区上鳥羽塔ノ森下開ノ内94-4) |
訓練参加部隊 | 各消防署の指揮隊及び消防隊 |
訓練想定 | 特別高度工作車(ブロア-車)を活用し,強風下の状況を再現するとともに,強風時の放水の影響や有効となる放水の検証,延焼阻止線を意識した放水活動を実施。 |
訓練内容 | 【強風状況の再現】 街区訓練場の北側に特別高度工作車(ブロアー車)を設置し、街区建物に向かって風速5~20m/秒の強風を再現する。 【強風の影響下における放水への影響を検証】 通常の火災で使用するガンタイプノズルと大規模災害用に導入された大口径ノズルの放水を比較し、強風下における影響を受けにくい放水要領について習熟する。 【延焼阻止線を意識した放水活動】 強風下において火災が拡大したときなどに、消防隊等が筒先を効果的に配備し、延焼阻止に当たる放水の防御線をイメージした訓練を実施する。 |
お問い合わせ先
京都市 消防局総務部総務課
電話:075-231-5311
ファックス:075-251-0062