醍醐寺で伏見区総合防災訓練を実施しました。
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2023年12月25日
災害対策本部運用訓練
大規模災害が発生したとの想定で、醍醐寺の霊宝館で伏見区災害対策本部運用訓練が行われました。
各関係機関が伏見管内の区役所やライフライン等の被害状況等を報告し、情報共有を実施しました。
醍醐消防分署では今回状況報告の中で、実際に醍醐消防分署員が醍醐寺から飛ばした消防用ドローンの映像を用いました!
伏見区災害対策本部運用訓練
各関係機関が被害状況報告を行います。

消防用ドローンの映像が映し出されています。
消防用ドローン訓練
上空からの映像は、災害対策本部においてプロジェクターで映し出されるため、醍醐管内の上空からの映像により視覚で情報収集することができます。
消防用ドローンの操縦士です!(左)
今回使用した消防用ドローンです。
消防訓練ブース
醍醐消防分署が担当した消防ブースでは、初期消火訓練、煙中避難訓練及び起震車による地震体験を実施しました。
煙中避難訓練ハウス

初期消火訓練
起震車による地震体験
消防訓練
伏見消防署長、伏見消防団長及び醍醐寺執行長への訓練開始報告から始まります。
京都府警機動隊のバイク隊が先行し、醍醐寺金堂から逃げ遅れた方がおられないか、文化財等の重要物品の搬出が必要であるかなどの情報収集に当たります。
結果、醍醐寺金堂から重要物品1体を警察機動隊が搬出され、寺関係者1名の負傷者を救助隊が救出しました。
そして、現場に要請された医師へ引き継がれ、負傷者に対し応急手当が施されました。
訓練開始報告!
機動隊による情報収集

重要物品の搬出、負傷者の救出!
医師に引き継がれ、応急手当が施されました。
放水訓練
そして、いよいよクライマックスの一斉放水訓練です。
五重塔から出火した想定で、醍醐消防分署、伏見消防団及び醍醐寺自衛消防隊の一斉放水で、火災を鎮火させます!
訓練終了後、伏見消防署長から「世界遺産である醍醐寺において、伏見区総合防災訓練ができたことは大変貴重である。このような訓練を積み重ね、これからも命や文化財を守っていくことが重要である。」と講評がありました。
醍醐消防分署員一同、今後も訓練や防火指導等を通じて、皆様の安心安全を確保できるようまい進してまいります。
五重塔から煙が!
一斉放水訓練です!

伏見消防署長から訓練講評を行いました。
訓練参加者一同、身を引き締めこれからも防火防災に努めます!
お問い合わせ先
京都市 消防局醍醐消防分署
電話:075-571-0474
ファックス:075-572-1999