サプライズ訓練!オンライン防火授業中に急きょ火災が発生!全校生徒が避難!
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2023年12月1日
オンライン防火授業開始!
学校のオンラインツールをフル活用し、全教室のモニターを通して一斉に防火について学んでいただきました。
カメラテストから気合いが入ります。
いよいよ授業が開始です。

全教室でオンライン授業
ツールを最大限活用!
授業中、突如火災が発生!全校生徒避難開始!
自動火災報知設備が全館鳴動!!「ジリリリリリリリリ!!」
授業を担当した消防職員がオンラインの画面越しに「たった今火災が発生しました!先生の指示に従って皆さん避難してください!授業は中止です!」と授業を中断し、そのまま一斉に避難行動を開始。先生方で119番通報、初期消火や避難誘導を実施する展開に!
生徒たちは、集中して視聴していた防火授業が、煙の発生と大きなベルの音で中断され、予告していなかった避難訓練が行われるという急展開の中でありましたが、落ち着いて確実に避難していました。
先生方はベルの音に驚きながらもしっかりと生徒を誘導し、生徒の安全を確保していました。

119番通報体験も貴重です。
消火器を搬送し初期消火
まさかの避難訓練も落ち着いていました。
全校生徒避難完了!
サプライズ消防展示訓練!
そして、普段なかなか見ることのできない消防隊の訓練を間近で見学しました。
山ノ下消防隊による車両からの体育館の屋上へ目掛けた銃放水は、迫力満点で先生や生徒から歓喜の声が上がっていました。
また、体育館屋上に逃げ遅れた人を救出する、醍醐第2消防隊の屈折はしご車による救出訓練も披露しました。

全員無事を報告しています。

いよいよ消防訓練開始!

山ノ下消防隊の放水訓練は迫力満点

体育館の屋上から逃げ遅れた人を助けます。
今回の企画を計画した目的
今回の訓練は、オンライン防火授業中に火災が発生し、自動火災報知設備の大きなベル音が鳴り響く中、避難訓練が始まり、全員が教室からグラウンドへ避難するという想定で行われました。
普段からの防火の備えや、いざ災害が発生した場合、自分達が取る行動について改めて考えていただくために計画したこの企画の意図は、先生や生徒にしっかりと伝わったと思います。
園児や小学生の時は、消防の図画募集や消防署見学など消防署との関わり合いが比較的多くありますが、中学生になると、「生き方チャレンジ体験」など少人数の消防署体験などに限られ、関わりが減ってきます。
幼少期に培った「火の用心」を中学生という時期に今一度思い出し、成人する過程で防火の知識をしっかりと身に付けてもらうために、今後も中学生に対してあらゆる機会を通じて「火の用心」を呼び掛けていきます。そして、火災の減少へ向けて、これからも様々な世代に対し防火啓発を続けてまいります。

火の用心は全世代共通の課題です。
中学校の職員・生徒一同から御礼をいただきました。
お問い合わせ先
京都市 消防局醍醐消防分署
電話:075-571-0474
ファックス:075-572-1999