秋の火災予防運動に伴い、京福電鉄嵐山駅前で火の用心を呼び掛けました！

　右京消防署・右京消防団では、秋の火災予防運動中の令和5年11月9日（木曜日）に、京福電鉄嵐山駅前において、街頭広報を行い、右京警察署、右京区役所の方にも参加していただきました。また、右京区役所にチャレンジ体験に来ていた中学生も一緒に参加してくれました。

　当日は、火災予防のビラなどを配布し、「たばこ火災」、「こんろ火災」など、主な出火原因を伝えるとともに、着衣着火（こんろの火などが衣服に燃え移ると、重度のやけどや死亡事故につながる可能性がある。）に注意するよう呼び掛けるとともに、放送設備を活用し、広く出火防止について広報を行いました。

　街頭広報は平日の10時から行いましたが、京福電鉄嵐山駅前は、市民だけでなく、有名な嵐山の紅葉を見るために、世界各地から訪れた観光客で歩道が人でいっぱいでした。外国人の方に英語も交えて火の用心を呼び掛けると、足を止めてしっかりと耳を傾けて聞いていただき、日本だけでなく世界に向けた効果的な広報ができました。

　京都市内は、令和5年11月8日現在で火災件数が184件（前年比＋27件）、焼死者が9名（前年比＋7名）となっており、昨年の同日と比較して増加しています。また、右京区内でも火災件数が25件（前年比＋8件）、焼死者が3名（前年比＋3名）と増加しています。

　これから、空気が乾燥し暖房器具など火を使う機会が多くなる季節となります。右京消防署・右京消防団では、無火災を目標に今後も様々な取組を行ってまいります。