「四ノ宮地蔵会」の安心安全のために！

　令和5年8月22日と23日の二日間、六地蔵巡りのひとつで山科区最大級の祭礼、「四ノ宮地蔵会（しのみやじぞうえ）」が4年ぶりに開催されました。

　開催当日は、旧三条通の山科駅前から京阪四ノ宮駅あたりまでの約600mが歩行者専用道路となり、多数の露店が軒を連ね、大変多くの人で賑わいました。

　「四ノ宮地蔵会」では130以上の露店が開設されることから、火気を取り扱う65店舗の露店関係者の皆さまを対象に防火講習会を実施し、火気使用器具の安全な取扱いや、LPガスボンベの転倒防止、消火器の設置などについて指導を行いました。

　山科消防署と山科消防団では、祭り当日に多くの人出が予想されることから、地域の入念な事前調査を行うとともに、祭り会場に隣接する科研製薬株式会社様の御協力により、同事業所敷地内に消防警備本部を設置して、火災や救急事故などの災害発生に備えました。

　また、安朱消防分団と音羽消防分団は3箇所に警備拠点を設置して、それぞれの区域の巡回を行うとともに、市内で多発する火災の予防を呼び掛けました。

　非常に多くの人が来場されたにもかかわらず、幸いにも消防車や救急車が出動するような事故はなく、無事に四ノ宮地蔵会消防警備を終えることができました。