防火基準適合表示制度に係る表示マーク及び適合証交付式が実施されました（令和5年9月29日）

　令和5年9月29日（金曜日）、右京消防署の3階講堂において、右京区内にある宿泊施設に防火基準適合表示制度に係る表示マーク及び適合証の交付式を行いました。

　当該制度は、平成24年5月に広島県福山市で発生したホテル火災における被害拡大の要因等を踏まえ、消防法令のみならず、建物の構造等を含めた防火・防災上の厳しい基準に適合している宿泊施設等に証票を交付し、防火安全に関する情報を利用者に提供するとともに、宿泊施設の防火安全体制の確立を促すことを目的とした制度です。防火基準に適合している宿泊施設等には、適合証と併せて『表示マーク』を交付しており、『銀マーク』は初回の交付から1年ごとに更新で、4回目の更新時に『金マーク』を交付しています。

　「リノホテル京都」様、「嵯峨グレースホテル」様、「京都市宇多野ユースホステル」様、「花園会館」様、「サンメンバーズ京都嵯峨」様、「公立学校共済組合嵐山保養所」様は、平成26年に初回の『銀マーク』が交付され、平成29年から『金マーク』となり、今年も『金マーク』での更新となりました。

　「HOTEL　ARROWS　ARASHIYAMA」様は、令和2年に初回の『銀マーク』が交付され、今年から『金マーク』での更新となりました。

　なお、右京区内では、現在金色の表示マークを8宿泊施設に交付しております。

　交付式では、竹内真一右京消防署長が、宿泊施設の関係者に対して「防火防災の厳しい基準に適合している宿泊施設として、これからも他の模範となるようにお願いします。」と挨拶しました。