右京消防署員が第51回消防救助技術東近畿地区指導会に出場
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2023年8月17日
第51回消防救助技術東近畿地区指導会に出場しました。
令和5年7月28日(金曜日)に京都市消防活動総合センターにおいて第51回消防救助技術東近畿地区指導会が開催され右京消防署の署員が出場しました。 消防救助技術大会は、救助技術の高度化に必要な基本的要素を練磨することを通じて、消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を養うとともに、他の模範となる消防救助隊員を育成し、市民の消防に寄せる期待に力強く応えることを目的に行われています。この大会は、昭和47年から開催され、今年で51回目となります。
右京消防署からは、陸上の部「引揚救助」に東野源太郎 消防士長、水上の部「水中検索」に日高敬介 消防士長が出場しました(2名とも梅津特別救助隊)。
大会当日は、最高気温が38度を超える猛暑日でしたが、日頃の成果を発揮し、迅速的確で力強い訓練を実施し、日高消防士長は令和5年8月28日に札幌市で開催される全国消防技術大会に出場することとなりました。これまで、大会のために懸命に訓練を積み重ねてきた東野消防士長お疲れさまでした! また、全国消防技術大会に出場する日高消防士長の応援をよろしくお願いします。
開会式の様子

「陸上の部」(引揚救助)
引揚救助とは、地下やマンホール等での災害を想定した訓練で、5人1組(要救助者を含む)で実施します。2人が空気呼吸器を着装して搭上から塔下へ降下し、検索後、要救助者を塔下へ搬送します。要救助者を4人で協力して塔上へ救出した後、2人がロープ登はんにより脱出するもので、その確実性と所要時間を評価する競技です。
引揚救助の様子(東野消防士長はゼッケン「京都1」を着用)




水上の部(水中結索)
水中結索とは、水中におけるロープ結索技術を習得するための訓練で、3人1組がリレー方式で3種類の結索を行います。スタート地点から20メートル先の水中に沈めてある結索環に、携行した小綱で第一泳者が「もやい結び」、第二泳者が「巻き結び」、第三泳者が「ふた回りふた結び」の結索を行い、その確実性と所要時間を評価する競技です。
水中検索の様子(日高消防士長は写真(1枚目)左側)



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