山鉾の駒形提灯の電気配線実装検査等を実施

　令和5年7月14日（金曜日）、祇園祭山鉾を飾る駒形提灯等の電気配線からの出火を防ぐことを目的として、下京消防署と中京消防署が合同で、電気配線等の検査を実施しました。

　同月4日に点検を実施した駒形提灯等の電気配線が山鉾に飾り付けられた状態で、電球が可燃物に接触していないか、会所（お囃子の練習や山鉾の本尊や装飾品が飾られる場所）の電気設備等について異常はないかを、関西電力送配電株式会社の協力のもと検査しました。

　また、この検査に合わせ、山鉾関係者に「山鉾消防計画」の徹底や消火器の設置場所、使用方法等についても確認し、飾り家、会所、収蔵庫の防火検査を行いました。

＜山鉾消防計画とは＞

　下京消防署と中京消防署では、祇園祭期間中の災害に備え、事前に各山鉾保存会の関係者に、山鉾等からの出火防止対策や火災等が発生した場合の119番通報、初期消火活動、物品の搬出及び避難誘導など、各山鉾の現状に合った消防計画を立てていただくようお願いしています。