御室学区自主防災会と旧邸御室との間に、地域協定が締結されました。

　令和5年6月23日（金)、御室学区自主防災会と旧邸御室が、旧邸御室の申し出により、万一大規模災害が発生した際に、旧邸御室の駐車場を近隣住民の一次避難場所として活用することや、井戸水の使用及びバール・スコップ等の器材を提供するという協定を締結しました。

　旧邸御室は、右京区仁和寺の近くにたたずむ、国登録有形文化財に登録されている由緒ある邸宅で、調印式は、日本庭園を見渡す大広間で行われました。

　今回の協定は、地域コミュニティーの希薄化により、地域防災のぜい弱性が課題となっている中、自分たちの命は自分たちで守るという自主防災の基本に立ち返るという意味でも、非常に意義のあることであり、本協定がきっかけとなり地域住民の防災意識が向上することを期待します。