山科消防署 令和5年度危険物安全週間中の取組について
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2023年6月23日
山科消防署 令和5年度危険物安全週間中の取組について
山科消防署では、『危険物安全週間』(6月4日から6月10日まで)の期間中、山科区内の危険物を取り扱う事業所で、職員の皆さんに、危険物の安全な取扱いと災害発生を防止する意識を高めて自主保安体制を強化していただくため、合同消防訓練を行うなど、様々な取組を実施しました。
6月6日 科研製薬株式会社京都事業所との合同消防訓練
危険物保有事業所での火災発生時の活動体制を強化することを目的とし、科研製薬株式会社京都事業所において、自衛消防隊と公設消防隊での合同訓練を実施しました。
自衛消防隊による通報、初期消火、避難誘導のほか、到着した公設消防隊に対する情報伝達など連携することで、万が一、火災が起こった場合の初動活動の確認、また、連携体制の強化を図ることができました。合同訓練後には、従業員の皆さんによる消火器取扱訓練を実施しました。




6月7日 福田金属箔粉工業株式会社での防火研修会
事業所における危険物を貯蔵し、取り扱っている状況について、消防署が把握するとともに、危険物施設に設置されている消火設備の確認及び活用について検討するために、公設消防隊が福田金属箔粉工業株式会社において、防火研修会を実施しました。
危険物に対する消火方法について自衛消防隊と一緒に検討し、万が一、火災が起こった場合の公設消防隊の対応を確認することができました。

京都工場長から危険物の特徴や消火方法等の説明を受けました。

危険物火災発生時の消火用の消火砂

移動式粉末消火器を活用した消火方法を確認しました。
6月9日 京阪バス株式会社山科営業所との合同消防訓練
バス走行中に出火し、負傷者がいるとの想定で、京都バス株式会社山科営業所で、自衛消防隊と公設消防隊での合同訓練を実施しました。
自衛消防隊による通報、避難誘導、負傷者の救護、初期消火、消防隊への引継ぎ、更には、消防隊による放水等一連の対応が確認でき、自衛消防隊と公設消防隊の連携を強化することができました。
また、バス整備士の方から、大型バスの説明(扉の開放方法、エンジン停止方法、バッテリー取外方法等)を受けた後、消防隊がバスに乗車して、緊急停止ボタンを押下した場合の体験をするなど、消防隊の活動能力の向上を図ることができました。


山科消防団と合同で防火安全指導
山科消防団と消防職員が合同で、防火安全指導(火の用心のお願い)を実施しました。地元の消防分団の方々と、一緒に、各ご家庭を訪問することで、消防職員だけで訪問するときよりも、和やかな雰囲気で火の用心のお願いを受け入れていただけます。日頃、「消防分団の拍子木を叩く音を聞くと、火の元を再点検するようにしています。」と声を掛けられることも。山科消防団の活動が地域に根差していることを実感しました。


JR山科駅のデジタルサイネージ及び山科区公式アプリ「やましなプラス+」への情報提供による広報活動
西日本旅客鉄道株式会社山科駅の御協力をいただき、駅利用者等に対して、身近な危険物の危険性等を周知し、危険物火災防止に対する意識の高揚と啓発を図ることを目的に、電光案内板での防火広報を実施しました。
また、山科区公式アプリ「やましなプラス+」へも同様の情報提供を行い、出火防止の啓発を行いました。



お問い合わせ先
京都市 消防局山科消防署
電話:075-592-9755
ファックス:075-591-1999