入浴中の事故に御注意ください!
ページ番号306015
2023年11月28日
冬場の入浴中の事故に御注意ください!
居室と浴室、脱衣所の温度差が大きくなる冬場には、入浴中の事故が多く発生しています。
入浴時の事故が多くなる原因の一つは、急な温度差による血圧の急激な変化です。暖房のきいた暖かい部屋から、冷え込んだ脱衣所に移動して衣服を脱ぎ、浴室も寒いと、血管が縮まり血圧が一気に上昇します。その後、浴槽に入り体が温まってくると血管が広がり、急上昇した血圧が下がります。この急激な血圧の変化により、一時的に脳内に血液が回らない貧血の状態になり一過性の意識障害を起こすことがあります。浴槽内での意識障害が溺れて死亡する事故の原因の一つとして考えられています。
特に65歳以上の高齢者は、血圧を正常に保つ機能も衰えてきている場合がありますので注意してください。
この機会に、安全に入浴するための以下の点について確認しておきましょう。
- 寒暖差による血圧の急激な変化を避けるため、入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
- 湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
- 入浴する前は同居者に一声掛けてから、入浴するようにしましょう。
- 浴槽から急に立ち上がらず、手すりを持ちゆっくり立ち上がりましょう。
- 食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。
- 入浴中の事故編
入浴中の事故編
- 交通事故死の約2倍?!冬の入浴中の事故に要注意!
出典:政府広報オンライン
お問い合わせ先
京都市 消防局警防部救急課
電話:075-212-6705
ファックス:075-212-6748