陵ヶ岡分団が出張授業【消防団が行う防災のお仕事】

 山科区の陵ヶ岡小学校では，5年生が，総合的な学習の時間に「防災」をテーマに学習しています。令和4年6月16日（木曜日）に，子どもたちにとって身近な，陵ヶ岡分団による出張授業が行われました。子どもたちは，授業に先立って，大阪市の阿倍野防災センターに社会見学に行き，防災意識を高めたそうです。

　陵ヶ岡小学校の5年生は約50名。換気と，マスク着用による感染対策をしっかりと行ったうえで，まずは教室で分団長による，山火事，地震，水害等の様々な災害について，SDGsの話を交えて授業が行われました。

　次に陵ヶ岡分団の器具庫で，陵ヶ岡分団員による消防団保有資機材の説明と，訓練用消火器を使用した初期消火訓練を子どもたち全員が行いました。

　最後は，小学校の敷地内の防火水槽を使用して，陵ヶ岡分団員による実放水の展示訓練が行われ，子どもたちは歓声をあげて応援していました。

　陵ヶ岡小学校の子どもたちと陵ヶ岡分団との距離がグッと縮まった一日でした。

　陵ヶ岡分団では，災害に負けない子どもたちの育成にも力を注いでいます。