山科消防団鏡山分団が教えます【いのちを守る】
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2023年8月18日
山科消防団鏡山分団が教えます【いのちを守る】
普段は会社員,火事があったら消防団員,今日は先生です!
山科消防団鏡山分団,鏡山小学校6年生総合学習「いのちを守る」の授業を実施!
鏡山小学校の先生が,毎年5年生の「防災」や「着衣水泳」等を指導する鏡山分団の消防団員に,「6年生の総合学習【いのちを守る】で,地域に着目した学習をさせたい。」と,相談したことがきっかけで,鏡山分団員が教壇に立つことが決まりました。
朝の冷え込みも厳しくなってきた令和3年12月3日(金曜日),鏡山分団からは,分団長及び講義を担当する分団員(部長)の2名が教壇に臨み,1クラス約25人で構成される6年生の3クラスに,順番に授業を実施しました。
不完全燃焼や煙の怖さを伝えた後,初期消火や避難方法の説明に加えて「火災から命を守る避難」を紹介
消防職員にもお手本となる見事な授業でした。
また,さすが6年生!よく聞いて,しっかりと質問していました。
講師「怖い話やけど,バックドラフトって知っていますか?」
児童「密閉された室内が高温酸欠状態になって,一時的に火が消えた状態で,ドアから室内に酸素が入り込んで爆発的に・・・」
一同あ然。この子は消防士!?
火災,水災,地震の話をそれぞれ詳しく説明された鏡山分団の団員さん。小学生にとって難しいことも,本当に分かりやすく丁寧にお話しされました。
山科消防団では,地域ぐるみで学校教育を応援するため,子供の頃からの防災教育の一端を担い,火災等の災害にあっても正しい行動ができる子供たちの育成にも力を注いでいます。
令和3年12月2日現在,山科区内では17件の火災が発生し,前年比+5件となっています。就寝前や,お出掛けの際は,灰皿,暖房器具,こんろ回り等の火の元の確認をよろしくお願いします。
お問い合わせ先
京都市 消防局山科消防署
電話:075-592-9755
ファックス:075-591-1999