救急活動に対する感謝状を贈呈

　下京消防署では，JR西日本京都駅で発生した救急事故現場において，多数の駅員の協力によりAEDの使用を含む心肺蘇生法を早期に実施し，心肺停止状態の傷病者の救命に尽力いただいた，西日本旅客鉄道株式会社　京都駅様に，署長感謝状を贈呈しました。

　令和3年7月，JR西日本京都駅で男性が突然倒れられました。代表して受賞していただいた内田さんをはじめ，京都駅の多数の駅員が，一致協力して，迅速な観察，的確な胸骨圧迫及びAEDの装着を行い，救急隊到着後も引き続き救急隊員と協力して胸骨圧迫を継続されました。このような皆さんの懸命な活動により，男性は一命を取り留めることができたものです。

　たくさんの人が心肺蘇生法を身に着け，お互いが協力し合って，大切な命を守る安心安全のまちにしましょう！

　京都市消防局では，突然のけがや病気で倒れられた方に対して行う応急手当，特にAED（自動体外式除細動器）の使用方法，心肺蘇生法や止血法などを学んでいただく救命講習を実施しています。

　まだ受講されていない方，そして以前に受講された方も，いざというときに必要な応急手当が実施できるよう，救命講習に参加しましょう。