防火基準適合表示制度に係る適合証の交付式が実施されました（令和3年10月1日）

　右京消防署では，右京区内にある宿泊施設に防火基準適合表示制度に係る適合証の交付式を行い，10月1日に「ホテルアローズ嵐山」様，10月5日に「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」様に，それぞれ適合証を交付しました。

　当該制度は，平成24年5月に広島県福山市で発生したホテル火災における被害拡大の要因等を踏まえ，消防法令のみならず，建物の構造等を含めた防火・防災上の厳しい基準に適合している宿泊施設等に証票を交付し，防火安全に関する情報を利用者に提供するとともに，宿泊施設の防火安全体制の確立を促すことを目的とした制度で，適合証と併せて『表示マーク』を交付しており，『銀マーク』は初回の交付から1年ごと更新で，4回目の更新時に，『金マーク』を交付しています。

　「翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都」様は平成27年に初回の銀色マークを，平成30年からは金色マークを交付し，今年は，金色マークの更新となり，「ホテルアローズ嵐山」様は，今年，銀色マークの更新となります。

　なお，右京区内では，現在金色マークを7宿泊施設，銀色マークを1宿泊施設，合計8宿泊施設に表示マークを交付しております。

　交付式では，西田吉伸右京消防署長が宿泊施設の関係者に対して「防火防災の厳しい基準に適合している宿泊施設として，これからも他の模範となるようにお願いします。」と挨拶いたしました。