今一度,火の用心!
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2023年6月16日
今一度,火の用心!
たばこの火は,確実に消しましょう!
灰皿には水を張り,確実にたばこの火は消しましょう。
吸い殻は,灰皿にためず,こまめに捨てましょう。
たばこの火などの微小火源は,布団などに着火した後,内部で火炎を出さないで燃える「無炎燃焼」(くすぶった状態)を長時間続け,風の吹込みや,他の可燃物に接触して炎を出して燃え出すことがあります。
布団にたばこの灰が落ち,数時間後,又は,数日経過後になって炎を出して燃え出し,周囲に大きく燃え移り,火災につながった事例もあります。寝たばこは絶対にやめましょう。

たばこの火は確実に消しましょう!
こんろ・天ぷら油による火災に注意!
調理中は,こんろのそばを離れてはいけません。
疲れていて,「やかんが沸騰するまで」,「これが炊けるまで」とちょっと居間で横になり,そのまま寝入ってしまい,空だき状態になることがあります。
赤ちゃんが泣いている,玄関チャイムが鳴ったなど,どうしてもそばを離れるときは,少しの時間でも,こんろの火を止めましょう。
また,こんろの周りには,調味料や布巾を置かないようにしましょう。

こんろの周りに物を置かないようにしましょう!
電気も火種になります!
一つの延長コードに,多くのプラグを差し込む,いわゆる「たこ足配線」は,使用可能電力以上の電気製品を接続しがちで,許容電流を超えた電気コードは,熱を持ち,被覆が劣化し,出火につながります。
同じように,洗面台のコンセントは,弱電の電気製品や短時間の使用を想定して作られていて,消費電力の大きい電気製品を長時間使うと,過負荷状態になります。
それ以外にも,電気コードが,椅子や家具の下敷きになり被覆を傷付けたり,古くなって被覆に亀裂が入るなどの原因で,短絡や断線を生じ,火災になることがあります。
電気コードが熱くないか,変色していないか,傷んでいないか,こまめに点検しましょう。

たこ足配線は危険!
放火防止に取り組みましょう!
放火火災を防ぐために,次のことを実践しましょう。
- 建物の周りなどに,燃えやすい物を置かないようにしましょう。
- 門扉や物置にはしっかり鍵を掛けて,不審者の侵入を防ぎましょう。
- 夜間には屋外の照明を点灯するなど,明るくしましょう。
- センサーライトなど,放火火災の防止に有効な機器を設置しましょう。
- 放火火災を防ぐための防火の見回り等の地域活動に,積極的に参加しましょう。
- その他,車やバイクのボディカバーは防炎品を使うなど,様々な放火防止対策を進めましょう。

放火防止に取り組みましょう!
お問い合わせ先
京都市 消防局山科消防署
電話:075-592-9755
ファックス:075-591-1999