山科消防署 山林防火強調月間!
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2023年6月19日
山科消防署 山林防火強調月間(4月12日~5月9日)!
林野火災に御注意ください
山科区は,周囲三方を山々に囲まれ,盆地の中央を清らかな川が流れる山紫水明の地です。令和元年中における全国の林野火災の発生件数を見ますと,3月から5月までの件数が全体の過半数を占めています。春に林野火災が多いのは,枯葉が地上に積もり,降雨量が少なく,空気が乾燥し,強風が吹くなど林野火災が発生しやすい気象条件となっており,さらに,山菜採りや行楽などにより入山者が増えるためと考えられます。

全国の林野火災月別発生件数(令和元年中)
林野火災の主な原因
出火原因としては,「たき火」によるものが433件で全体の31%を占め最も多く,次いで「火入れ」,「放火(放火の疑いを含む)」,「たばこ」,「マッチ・ライター」の順となっており,人為的な要因による火災の割合は,全体の約65%を占めています。

林野火災を防ぐため次の点に注意しましょう。
● 枯れ草などのある火災が起こりやすい場所では,たき火をしないこと。
● 喫煙は指定された場所で行い,吸い殻は必ず消すとともに,捨てないこと。
● たき火など火気の使用中はその場を離れず,使用後は完全に消火すること。
● 各自のゴミは,指定された場所に捨てるか,持ち帰ること。
● 火気を使用する場合は,周囲の可燃物の状況に十分注意するとともに,消火用の水などを必ず用意すること。
● 強風時や乾燥時には,たき火をしないこと。
● 児童などによる火遊びはさせないこと。

無理のない登山をお願いします。
春・秋の季節には,ハイキングなどの登山者が増加し,急病やケガにより下山ができなくなった,道に迷って動けなくなったなど,山岳救助事故も増える傾向にあります。令和2年は,京都市内で96件の山岳救助事故が発生しました。山岳事故を防ぐために,気候や天候,当日の体調などを十分に考慮し,適切な服装とゆとりある行動を心掛け,体力と経験に応じた無理のない登山をお願いします。また,緊急時には確実に連絡が取れるよう,携帯電話などの通信手段の確保もお願いします。

この綺麗な木々や花々を火災から守りましょう

勧修寺の桜

琵琶湖疏水の桜と菜の花

大石神社の大石桜

毘沙門堂の糸桜

お問い合わせ先
京都市 消防局山科消防署
電話:075-592-9755
ファックス:075-591-1999