春の火災予防運動を実施します!
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2021年2月26日
令和3年春の火災予防運動を実施します

3月1日(月曜日)から同7日(日曜日)までの1週間,全国一斉に「春の火災予防運動」を実施します。
この火災予防運動は,火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり,市民の皆さんに火災予防思想の一層の普及を図り,もって火災の発生を防止し,高齢者を中心とする死者の発生を減少させるとともに,財産の損失を防ぐことを目的としています。
昨年,左京区で発生した17件の火災のうち,7件の火災が,3月20日から4月30日までの約40日間に発生しています。寒い時期に,暖房器具などの火気の取扱いに十分に気を付けて頂いた皆様も,引き続き,火災予防に努めてください。
昨年の火災発生原因の上位は,暖房器具3件,リチウム電池3件,たばこ2件及びこんろ2件となっています。今回は,家庭で年間通じて発生しているたばこ及びこんろ火災について,過去の出火事例を紹介します。

たばこ事例ー1
「衣類に火種が落ちて出火!」
自室において,くわえたばこで衣類を床に脱ぎ捨てた際に,吸っていたたばこの火種が
衣類の上に落下したのに気付かずに寝てしまったため,くん焼の後,出火したもの。
たばこ事例ー2
「完全に消火できていないたばこの安易な取扱いにより出火!」
灰皿にたまったたばこの吸い殻をプラスチック製のごみ箱に捨てたところ,喫煙直後の
消火できていない吸い殻が混ざっていたため,ごみ箱内の紙製品に接触して出火した
もの。

こんろ事例ー1
「3口ガスこんろの点火位置を誤ったことにより出火!」
3口ガスこんろの上にキッチン用品を置いていたところ,点火位置を誤ったことにより,
こんろ上のキッチン用品から出火したもの。
こんろ事例ー2
「調理中にこんろから離れたことにより出火!」
天ぷらを揚げる際,片手鍋をガスこんろに掛けたまま,急な用事を済ますためにその
場を離れたため,油が加熱され,発火温度に達して出火したもの。

これらの火災は,ちょっとした不注意により発生しています。紹介しました過去の出火事例を参考に火の用心に努めてください。
お問い合わせ先
京都市 消防局左京消防署
電話:075-723-0119
ファックス:075-723-1999