年末防火運動を実施します
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2020年12月10日
左京区内の火災発生状況
昨年,左京区内では34件の火災が発生しました。今年は,昨年と比較して17件の減少となっています。(12月9日現在)
今年の左京区内の火災発生原因は,リチウム電池,暖房器具,たばこ,こんろの順となっています。
二十四節季の大雪(たいせつ:雪がいよいよ降り積もってくる)を迎え,暖房器具による火災が増加する時季に入りました。暖房器具を使用する際は,周囲の可燃物から十分な距離を取って使用してください。12月15日号の市民新聞左京区版「左京ボイス」の表紙で,暖房器具を使用する際の注意事項を紹介していますので,御覧ください。
市民新聞左京区版「左京ボイス」のホームページを参照してください。
https://www.city.kyoto.lg.jp/sakyo/category/101-11-0-0-0-0-0-0-0-0.html
カセットこんろを安全に使用しましょう
師走を迎え,何かと慌ただしい時期になりました。年末年始を無火災で迎えていただくために,12月15日(火曜日)から同月31日(木曜日)まで令和2年年末防火運動を実施します。
今冬は,新型コロナウイルス感染が急速に拡大しているのを受け,外食の頻度を減らし,自宅でカセットこんろ等を使用して鍋料理を楽しむ方も多いと思います。カセットこんろは,使用方法を誤ると,火災や火傷につながります。次のことに注意して,使用しましょう。
- 使用に際し,カセットボンベの切り込み凹部をカセットこんろのボンベ受けガイド凸部に合わせてセットしてください。
- 大きな鍋や鉄板など、カセットボンベ全体を覆うような大きな調理器具を使用しない。
- カセットこんろを2 台並べて使用しない。
- 炭の火起こしなど調理以外の用途で使用しない。
事故事例 カセットこんろ2台の上に鉄板を置き、焼きそばを調理中に、カセットボンベが過熱され爆発した。

カセットボンベを覆うような大きな鍋を使用している悪い使用例です。(出典 独立行政法人製品評価技術基盤機構)
「おうちごはん」の子供の事故に注意しましょう
外出自粛やテレワークなどにより在宅時間が長くなったことで料理する機会が増えています。また、家族そろって料理を行う“おうちごはん”がSNS 等で話題になりました。学校等が冬休みに入ると,さらに子供が料理する機会が増えると考えられますので,家庭内の事故に注意してください。
事故の一例として,ガス調理機器,電気調理機器,その他の調理用品で,子供がけがをしています。
家庭内事故の注意事項について,独立行政法人製品評価技術基盤機構のホームページを参照してください。
https://www.nite.go.jp/data/000112900.pdf
休日や年末年始にけがや急な病気で,救急車を呼ぶか病院に行くなどで迷った場合は,救急の電話相談窓口♯7119を活用してください。
お問い合わせ先
京都市 消防局左京消防署
電話:075-723-0119
ファックス:075-723-1999