銀閣寺自衛消防隊の活動を紹介します
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2020年10月2日
夜間の火災を想定した放水訓練を実施!
昨年4月は,フランスのノートルダム大聖堂,10月は沖縄県の首里城で火災があり,ユネスコの世界遺産に登録されている貴重な建物が焼失しました。
昭和23年から昨年末までに,京都市内で166件の文化財対象物の火災が発生しました。火災原因は,放火,たばこ,火遊びの順で,これらで6割を占めています。
左京区は,市内で最も多くの文化財対象物があり,代表的な文化財対象物として世界遺産の銀閣寺(慈照寺)があります。銀閣寺では,万が一の火災発生に備えて,自衛消防隊が,夜間を想定した放水訓練を行いました。
その様子を,写真で紹介します。
境内に設置している放水銃の使用方法を,確認している様子です。
放水訓練に使用するホースと管鎗(かんそう)の結合状況を確認する重要性について,消防職員が説明している様子です。
(適正に結合されていないと,放水中に金具が離れ,けがをしたり,水損が発生します。)
夜間は,ホース金具の結合状況を目視することが難しいことから,金具を結合した際の音や金具を引き戻す動作により,確実に結合を行います。
消火栓を使用した放水訓練の様子です。
夜間,ホースを円滑に延長するには,昼間と比較して,技術の錬磨を要します。
放水訓練が終了したときの様子です。
銀閣寺自衛消防隊は,いつ発生するか分らない火災に備えて,夜間の放水活動を実施しておられます。
お問い合わせ先
京都市 消防局左京消防署
電話:075-723-0119
ファックス:075-723-1999