疏水に設置の浮環で人命救助 安朱分団
ページ番号272177
2023年8月18日
疏水に設置の浮環で人命救助 安朱分団
山科消防団安朱分団は,水難事故の際,誰もが使えるように平成15年から平成22年頃にかけて,安朱学区の琵琶湖疏水沿いに3箇所,浮環とロープを設置してきました。
去る令和2年6月28日 正午を過ぎた頃,高齢男性が疏水に落水し,流される事案が発生しました。助けを求める声を聞いた通行人や近隣者が駆け付け,119番に通報。さらに,通行人の方々が協力して,この安朱分団が設置した浮環を使用し,流される要救助者の手元に投げ入れ,見事に男性を確保。消防隊等が到着するよりも早く救出しました。救助された男性は,直後に到着した救急隊により病院へ搬送されましたが,命に別状はありませんでした。
足がつかない琵琶湖疏水で,安朱分団の浮環があってこその生存救出事案でした。
山科消防団は,市民の命を守るため,顔が見えない活動にも力を入れております。
お問い合わせ先
京都市 消防局山科消防署
電話:075-592-9755
ファックス:075-591-1999