リチウムイオン電池の正しい購入、使用、充電、保管、廃棄の方法
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2026年7月14日

京都市消防局、環境政策局、文化市民局の3局が連携し、リチウムイオン電池の正しい購入、使用、充電、保管、廃棄の方法について、皆様にお伝えします。
1.リチウムイオン電池について
リチウムイオン電池とは?

リチウムイオン電池は、一般に普及している他の電池(ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池等)と比べて高容量、高出力、軽量という特徴があり、小型で大量の電力を必要とする製品に使用されており、他の電池よりもエネルギー密度が高いため、過充電や過放電時に発熱し、最悪の場合、破裂・発火することもあります。
リチウムイオン電池は次のような製品に使われています。
- モバイルバッテリー
- 携帯電話機(スマートフォン)
- ワイヤレスイヤホン
- 携帯扇風機(ハンディファン)
- ワイヤレススピーカー
- 充電式電動工具
- 加熱式たばこ
- 充電式掃除機
- 電動アシスト自転車
リチウムイオン電池火災はどのような時に起こるの?
- リコール製品を使用するなど、製品の不具合により出火した。
- 外部からの衝撃で、圧力が加わって変形したり、水が掛かったりして、内部で短絡(ショート)し、出火した。
- 充電中に寝具がかぶさり、機器に熱がこもり出火した。
- 専用の充電器で充電しなかったため、過充電となり出火した。
- スマートフォンのイヤホンジャックの清掃や、電池の交換をしようとした際に、鋭利な物を差し込んだため内蔵電池が損傷し、出火した。
- 長年使用したことによる経年劣化で出火した。

2.正しい購入方法
買うときに気を付けること
PSEマークの表示を確認しましょう!
リチウムイオン電池は、法令に定められた技術基準に適合した製品でないと販売できず、PSEマークや事業者名などの表示が義務付けられています。
PSEマークとは電気製品が安全性を満たしていることを示すマークです。規制対象である電気用品の製造・輸入事業者が、電気用品安全法に基づき、電気用品が技術基準に適合すること(安全性を満たすこと)を確認するなどの義務を果たした証として、表示することのできるマークです。

購入時のチェックポイント
- 連絡先が確かなメーカーや販売店から購入する。
- 充電器や交換用のバッテリーは、製品の付属品やメーカー推奨の物を使用する。
- モバイルバッテリーを購入するときは、PSEマークを確認する。
3.正しい使い方
リチウムイオン電池を取り扱う際は、以下のポイントに注意してください。
- 落としたり、投げつけたりして強い衝撃を与えない。
- 膨張、異音、異臭などがあるものを使わない。
- 充電が最後までできない、充電中に熱くなるなどした際は、使用をやめてメーカーや販売店に相談する。
4.正しい充電・保管方法
リチウムイオン電池を充電・保管する際は、以下のポイントに注意してください。
- 外出中や就寝中の充電は避け、目の届くところで充電する。
- 夏の車内や暖房器具の近くなど、高温になる場所に置きっぱなしにしない。
リチウムカンカン大作戦!

京都市消防局では、リチウムカンカン大作戦と称して、金属製の菓子缶などの不燃容器「缶(カン)」の活用と周囲に燃えやすいものを置かない「環(カン)」境の整備による充電・保管を呼び掛け、リチウムイオン電池火災による被害軽減を目指す取組をしています。
以下の充電・保管方法を呼び掛けています!
1.菓子缶などの金属製容器を活用する。
充電時 蓋をせずに金属製容器の中で充電する。
保管時 蓋を閉めて金属製容器の中で保管する。
★缶と蓋との間に隙間がある場合、その隙間から炎が噴出し、思わぬ方向へ延焼拡大するおそれがあります。
★消火後、可能であれば水没させる。(熱くて火傷の危険がありますので、十分注意してください。)
2.周囲に燃えやすい物を置かない環境を整える。

※本取組は、京都市消防局が実施した出火実験等の結果に基づくものであり、火災の発生又は延焼を完全に防止することを保証するものではありません。掲載内容は、今後の知見の蓄積等により予告なく変更する場合があります。
金属製容器の活用方法を動画でも御確認ください!
5.正しい捨て方
リチウムイオン電池を含む充電式電池や電池が取り外せない小型家電(※1)は区役所・支所のエコまちステーションなどの資源物回収拠点のほか、京都市市民防災センターや消防署(※2)でも回収しています。
※1 「高さ×幅×奥行=30cm×40cm×40cm」以内のサイズに限ります。
※2 北、上京、左京、山科、下京、右京、西京、伏見消防署及び東山区の泉涌寺出張所に限ります。
詳細はこちらをご覧ください。
6.もしも発火・発煙したら
発火・発煙しないように購入、使用、保管、廃棄の方法に気を付けることが大切ですが、万が一、発火・発煙した場合は、慌てずに以下のとおり行動してください。
- 火花や煙が激しく噴出している場合は、身の安全を確保する。
- 火花や煙の勢いが収まったら、大量の水や消火器で消火する。
- 消火後、可能であれば水没させる。(熱くて火傷の危険がありますので、十分注意してください。)
★わかりやすいリーフレット・外国語表記記載のチラシ
京都市消防局では、リチウムイオン電池を搭載した製品を取り扱う際の注意点をまとめたリーフレットを作成しました。
リチウムイオン電池を搭載した製品を買うとき、使うとき、捨てるときに分けて、火災予防のポイントを解説しており、発煙・発火したときの対応方法などをまとめていますので、是非御活用ください。(京都女子大学の学生の方にデザイン協力をいただきました。)
また、外国語表記を記載したチラシや、令和8年7月1日から開始するリチウムカンカン大作戦の内容を記載したチラシも作成しておりますので、こちらも是非御活用ください。
PDF形式「リチウムイオン電池火災についてのわかりやすいリーフレット・チラシ」
PDF形式「リチウムイオン電池火災についてのわかりやすいリーフレット」(PDF形式, 1.95MB)リチウムイオン電池火災についてのわかりやすいリーフレットのデータです。
PDF形式「リチウムイオン電池火災についてのわかりやすいチラシ(日本語・英語・中国語(簡体字)表記)」(PDF形式, 5.74MB)リチウムイオン電池火災についてのわかりやすいチラシ(日本語・英語・中国語(簡体字)表記)のデータです。
PDF形式「リチウムイオン電池火災についてのわかりやすいチラシ(日本語・英語・韓国語表記)」(PDF形式, 5.91MB)リチウムイオン電池火災についてのわかりやすいチラシ(日本語・英語・韓国語表記)のデータです。
PDF形式「「リチウムカンカン大作戦」の内容を記載したチラシ」(PDF形式, 2.16MB)「リチウムカンカン大作戦」の内容を記載したチラシのデータです。

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★リチウムイオン電池火災が発生するメカニズム
京都市消防局では、リチウムイオン電池火災がどのようにして発生するのかを解説した資料を作成しました。
リチウムイオン電池の仕組みを図解しており、リチウムイオンと電子の動きから、火災発生に至る流れを記載しています。イオンや電子という言葉から難しい内容を想像されるかもしれませんが、わかりやすく簡単な表現でまとめましたので、是非御確認ください。
PDF形式「リチウムイオン電池火災が発生するメカニズム」
PDF形式「リチウムイオン電池火災が発生するメカニズム」(PDF形式, 1.93MB)リチウムイオン電池火災が発生するメカニズムのデータです。

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お問い合わせ先
京都市 消防局予防部予防課
電話:075-212-6672 ※「消防用設備等に関する相談等」は、消防指導センターにお問い合わせください。 (075-212-6925(第一係)左京・下京担当)(075-212-6926(第二係)北・上京・伏見担当)(075-212-6927(第三係)中京・山科・右京担当)(075-212-6928(第四係)東山・南・西京担当)
ファックス:075-252-2076












