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京都市消防局

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南ジュニア消防団7月学習会

ページ番号251217

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2019年7月12日

「みんなの力で文化財を守る!」京都鉄道博物館で学習会をしました


 南ジュニア消防団の7月の学習会は,12日から始まる文化財防火運動を前に,「京都鉄道博物館」まで足を伸ばして,西京と伏見の一部のジュニア消防団と合同で,文化財防火について学びました。

 学芸員の方やボランティアスタッフの方々の,「文化財を守りたい!」「大切な鉄道を守りたい!」という想いがあふれた,熱意ある解説に,終始感嘆していたのはジュニア団員ばかりではなく,付添いで来られた保護者の皆さんも同じだったのではないでしょうか。

 とても貴重な経験ができた学習会でした。

開館前に防火広報をしました

 まず初めに,開館前の入場待ちで並んでおられる一般のお客さんに対して,防火ビラや広報のティッシュを配布して,文化財防火を呼び掛けました。

 3団のジュニア消防団それぞれの代表が御挨拶をし,その後全員で手分けをして防火の呼び掛けをすると,並んでおられた皆さんからも,温かい拍手や,「がんばって」といったお声をいただきました。

 ジュニア団員にとって,自分たちが誰かに防火を呼び掛け,それに応えてもらえたことは貴重な経験になったことでしょう。


学芸員さんのお話を聞きました

 館内では,初めに学芸員さんから,「文化財とは?文化財防火とは?」というお話を聞きました。

 鉄道博物館には,国指定の重要文化財である「扇形車庫」や,京都市指定有形文化財の「旧二条駅舎」だけでなく,文化財に指定されてはいませんが,現役を退いた今も整備され大切に残されている蒸気機関車や電車が数多くあります。

 有形と無形の文化財があり,指定の有無などもありますが,古くから守り受け継がれてきた物や技術は人々の想いの結晶であり,その総称を文化財と呼びます。

 「文化財の中には,例えば1300年前に作られた物などもありますが,1300年という時間が何もせずただ経過してきた訳ではありません。1300年間,私たちの先人たちが大切に守り続けてきたからこそ,受け継いでこられた文化財を,次の1300年後にも残すために,私たちは努力を続けなければならないのです。」と,穏やかに話す学芸員さんの言葉には,絶対に文化財を守るという強い意志が感じられました。


整備室も見せてもらいました

 研修室でのお話が終わると,3団は分かれて館内を見学させてもらい,南ジュニア消防団は,まず蒸気機関車を整備している倉庫を見学させてもらいました。

 ここでは,京都鉄道博物館総務課の副課長さんが,蒸気機関車を整備することの大変さを教えてくださいました。

 既に現役を退いている蒸気機関車ですので,その部品を作っている会社はもうどこにもありません。

 走れば減っていく部品や壊れてしまったものは,全て一から作り直さなければならず,ネジの1本まで全て分解し,修理し,また組立てる技術は,その技術そのものが伝承していかなればならない文化財だと言えるでしょう。

 まだ観光列車として日本各地を走っている数少ない蒸気機関車は,この京都鉄道博物館や国内のわずかな施設で手分けをして修理し,守り受け継いでいるのだそうです。


国指定重要文化財「扇形車庫」


 この,日本最古の鉄筋コンクリート造りの扇形車庫が,京都鉄道博物館にある国指定の重要文化財です。

 扇形車庫自体,日本にはもう数えるほどしかありませんが,中央にある転車台まで進んだ100tもある蒸気機関車がダイナミックに転回し向きを変える。こんな光景が,大正3年から変わらずここでは続けられているのです。

 説明していただいたボランティアスタッフの方も,元は鉄道員として蒸気機関車に乗っておられたそうで,昔の話をされている時の目はとても輝いていました。

 そんなお姿を見せていただけたことも,とても貴重な経験でした。

 「京都鉄道博物館」は,文化財を守るという熱意にあふれた方々の手によって,これからもずっと輝き続けるのでしょう。

 ジュニア消防団員の子供たちも,「守る」ということの大切さを,肌で感じてくれていると嬉しいです。

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