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メキシコ合衆国地震災害へ派遣された国際消防救助隊員の講話を実施しました(^^)/

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2018年3月14日

メキシコ合衆国地震災害へ派遣された国際消防救助隊員の講話を実施しました(^^)/


 平成29年度左京区自主防火・防災表彰式に続いて,平成29年9月20日午前3時14分(日本時間)に発生したメキシコ合衆国地震災害に国際消防救助隊として,当局から派遣された警防部消防救助課 消防司令補 「竹中 龍悟」から派遣結果について講話を実施しました。

 国際消防救助隊(International Rescue Team of Japanese Fire-Service 略称“IRT-JF”愛称“愛ある手)の仕組みや輪番制による派遣等について説明した後,発災から派遣に至る経緯について,当時の気持ちを交えながら説明を実施しました。

 次に自身が救助に向かった3つの現場において感じた活動の困難性,恐怖,恐怖とともに再確認したIRTとしての責任感と使命感について,熱い気持ちを伝えました。

 また,数多くの現場においてメキシコ市民の惜しみない協力と感謝があったことを紹介しました。サイレントタイム(要救助者の声や物音等を確認するため静寂を要する時間)においては,自身のわずかな足の動きの音でさえも確認できるような静寂を作ってくれたり,ショアリングという崩落の可能性がある建物の倒壊防止を現地の大工が実施してくれたこと,さらに現地で日本語の「ありがとう」やスペイン語でありがとうという意味の「Gracias」を多く見聞きしたことを紹介しました。

 最後に,講話が行われた翌日の3月11日で東日本大震災の発災から7年を迎えました。発災直後に大切となる自助(自分で自分を助けること。),共助(家族や地域コミュニティで共に助けあうこと。)について今一度,皆さんで考えていただける契機にしていただきたいと思います。

講話の様子です


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