H29. 6. 7 手話を交えた防火指導
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2023年6月16日
手話を交えた防火指導に挑戦!
山科消防署では,危険物安全週間(6月4日~10日)における取組の一環として,6月7日(水曜日)に,京都市山科身体障害者福祉会館(山科区竹鼻四丁野町)にて耳が不自由な方やその支援を行っている,京都市手話学習会「みみずく」山科支部の皆さんに手話を交えた防火講習会を実施しました。
京都市消防局では初任教育のカリキュラムとして手話講座を実施しています。今回のように,手話言語で直接防火のお話をするのは山科消防署では初めてのことです。手話講座などに通い必死で練習した毎日…緊張の中で当日を迎えました。
自己紹介から始まり,火災時の消火方法や,耳が不自由な方の視点からみる災害発生時の避難方法など,職員が手話で一生懸命伝える姿を,参加者の皆さんは笑顔で温かく見守って下さいました。身近な危険物に関する実験では,ガソリンや消毒用アルコールなどが実際に燃える様子に驚かれ,その後の質疑応答では,自らの経験を交えて手話で語る参加者の皆さんと職員との熱いやり取りが交されました。最後は参加者の皆さんから,両手を掲げヒラヒラと振る拍手を沢山いただき,無事に防火講習会を終えることができました。
相手に意味が伝わることはもちろん,気持ちも伝えたい。不幸を招く火災を起こしてほしくないという私たちの想いまで相手に届いて欲しい。これからもあらゆる機会にあらゆる方法で,山科消防署員一同,熱い想いを込めて防火防災のお話を伝えていきます!!
- 手話での防火指導
天ぷら鍋火災に関する防火のポイントについて,山科消防署員が手話でお伝えしています。

西田消防係長が手話で挨拶。つかみはOK!

バッチリ決めました!!手話での防火指導。

予防課員による身近な危険物の実験です。

消毒用アルコール噴霧時に火源があると…。

手話が飛び交う質疑応答。熱いやり取り!!

司馬田警防課長の挨拶。もちろん手話です。

この日のため,必死で練習の日々…の様子。

手話講座へ通って猛特訓していました!!
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